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2024年6月号｜特集　あぶない刑事と音楽

④またまたあぶない刑事 オリジナル・サウンド・トラック｜サブスクで聴く“あぶ刑事”サウンドトラック

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レビュー

2024.6.11


『またまたあぶない刑事 オリジナル・サウンド・トラック』
1988年7月1日発売

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1. On The Run / TAMARA CHAMPLIN
2. PRIVATE EYE / ROCQ-E HARRELL
3. MY LOVE & MY LOVER / TAMI HOLBROOK
4. THE STRANGER (THE MAN THAT WE NEED) / ROCQ-E HARRELL
5. FOOL FOR LOVE / Vikki Moss (with Paradigm Shift)
6. SPEED OF NIGHT / TAMARA CHAMPLIN
7. HEART-BREAK TOWN / Andrea Robinson
8. I'M THE LAW / ROCQ-E HARRELL
9. DOES IT LOOK LIKE LOVE TO YOU? / Vikki Moss
10. 翼を拡げて ～Open Your Heart～ / 舘ひろし

※曲目はオリジナル盤とは内容が異なる場合があります。


超一流のヴォーカリストたちを起用し、当時の勢いの強さが窺える初の海外録音作品

　1987年末に公開された劇場版第1作からわずか半年ほどの’88年夏に早くも制作された劇場版第2作のサウンドトラック。しかも本作はシリーズ初の海外録音であり、本編の撮影・編集も音楽の制作も、当時の勢いの強さが窺える。

　ビル・チャンプリンの妻で、歌モノ中心のサントラの先駆けのひとつ『アーバン・カウボーイ』（’80年）にも参加しているというタマラ・チャンプリン、ダイアナ・ロスのバックコーラス出身のラカ・E・ハウエル、デイヴィッド・フォスターのアルバム『The Best of Me』（’83年）にデュエット・ヴォーカルで参加し、彼が音楽を務めた『セント・エルモス・ファイアー』（’85年）のサントラでも歌っているヴィッキー・モスら、ヴォーカリストはいきなり超一流の人選。都志見隆作曲のジャズ・バラード「Heart-Break Town」を歌っているアンドレア・ロビンソンはのちに『天使にラブ・ソングを…』（’92年）でウェンディ・マッケナの吹き替えを担当した人物。

文／真鍋新一




『帰ってきた あぶない刑事』
2024年5月24日劇場公開

舘ひろし　浅野温子　仲村トオル　柴田恭兵
土屋太鳳
西野七瀬　早乙女太一　深水元基
ベンガル　長谷部香苗　鈴木康介　小越勇輝　／ 杉本哲太
岸谷五朗　／　吉瀬美智子

監督：原廣利
脚本：大川俊道 岡芳郎
製作プロダクション：セントラル・アーツ
配給：東映
©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
https://abu-deka.com

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