2024年5月号|特集 大江千里『1234』
⑥「サヴォタージュ」|Disc-1 CD『1234』|『1234 ~Special Limited Edition~』徹底検証
レビュー
2024.5.15
文/ドリーミー刑事
都市に生きる若者の深い共感を呼ぶ、’88年の東京でしか生まれ得ないリアリティ
アメリカン・ポップ・ミュージックに対する深いオマージュに貫かれたアルバム『1234』のサウンド・プロダクションだが、シカゴの’72年の大ヒット曲「サタデイ・イン・ザ・パーク」を大胆に参照したこの「サヴォタージュ」こそが、もしかするとアナログ再発が最も望まれている楽曲かもしれない。キャッチーなピアノのリフはDJ的に言うところの“大ネタ”。日本を代表するスタジオミュージシャンが作り出すリズムは、和モノのレア・グルーヴとしてフロアで大歓迎されることは間違いない。
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⑦「帰郷」|Disc-1 CD『1234』|『1234 ~Special Limited Edition~』徹底検証
レビュー
2024.5.17