2024年4月号|特集 大滝詠一 EACH TIME
㉝雪のツンドラ (Take 1)|Disc3-15|『EACH TIME 40th Anniversary Edition』全曲解説
レビュー
2024.4.26
文/鳥居真道
「雪のツンドラ (Take 1)」
鍵盤奏者たちの雄叫びが聞こえる困難なレコーディング
『EACH TIME』には採用されなかったトラック。「フィヨルドの少女」「オーロラに消えた恋」に続く北欧もののオケだ。クリスタルズの「ダ・ドゥ・ロン・ロン」をマイナー調に変えたような趣のサウンドだ。大滝詠一の曲で言えば「ウララカ」を悲しくしたような感じである。「オーロラに消えた恋」が「AUROLA」になったように、「雪のツンドラ」も「TUNDRA」として非売品のコンピ盤『SNOW TIME』に収録された。
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