2024年3月号|特集 作詞家の世界
③千家和也|麻丘めぐみ『あこがれ』|作詞家名鑑・歌詞を味わう名盤
レビュー
2024.3.5
麻丘めぐみ
『あこがれ』
1972年12月20日発売
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1. 悲しみよこんにちは
2. 忘れるために
3. 見果てぬ夢
4. さよならの丘
5. 愛の迷い子
6. 手紙
7. 女の子なんだもん
8. やくそく
9. 恋する17才
10. 大人になる日
11. もしかしたら
12. 初めての恋
当時の社会=男性が理想としていた女性像を投影した一人称の歌詞
千家和也といえば、奥村チヨ「終着駅」、キャンディーズ「年下の男の子」、山口百恵「ひと夏の経験」で知られる作詞家だ。麻丘めぐみの代表曲「わたしの彼は左きき」、デビュー曲「芽生え」も千家によるものだ。
麻丘の2作目のアルバムとなった『あこがれ』は千家が全編にわたり作詞を担当している。ちなみに作編曲は筒美京平、あるいは高田弘によるものだ。
文/鳥居真道
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