2024年2月号|特集 筒美京平
⑯石野真子『TWENTY MAKO・6』|筒美京平を知るアルバム名鑑
レビュー
2024.2.26
石野真子
『TWENTY MAKO・6』
1981年2月21日発売
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1. 雨の日のジュテーム
2. きらめく季節
3. ロンサム・ロードの赤電話
4. 白夜
5. 夕月橋
6. ブルー・スプリング
7. 恋人たち
8. ポールの歌
9. 振り向けば二人
10. 思いっきりサンバ
愛らしいアイドルからの変化を打ち出した落ち着いたトーンの作編曲
石野真子が歌う筒美京平ソングと言って思い出すのはフォー・トップスを意識したようなイントロの「日曜日はストレンジャー」だが、’79年のこのヒット曲の頃は石野はアイドルとして全盛期。同じく筒美が手がけたその次のシングル「プリティー・プリティー」もそうだが、当初は彼女の愛らしさを少しお茶目に聴かせるタイプの曲が多かった。そこから2年後に届けられたのがこのアルバムだ。
文/岡村詩野
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