2024年1月号|特集 ガールポップ’90s
ガールポップ’90s名鑑・名盤レビュー|㉑石嶺聡子『INNOCENT』
レビュー
2024.1.22
石嶺聡子
『INNOCENT』
1995年5月10日発売
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1.風を感じたい
2.私がいる
3.LOVE & DREAM
4.さよならは明日のはじまり
5.土曜日とペンと腕時計
6.夢の続きはLove Song
7.もう一人の私
8.涙なんか流さない
9.ありがとう
10.決心
11.Say you love me
12.花(アルバム・ヴァージョン)
確かな歌唱力で紅白歌合戦に出場したラッキーガールの穢れのない1st
石嶺聡子は沖縄県出身。高校2年生の時に、第16回長崎歌謡祭で「石狩挽歌」を歌ってグランプリを獲得。高校卒業後に上京、LAでレッスン留学をしたのち、’94年11月「土曜日とペンと腕時計」でデビュー。デビュー時は大きなバックアップがなかったために大きく注目されることはなかったが、翌’95年3月第5回NHK新人歌謡コンテストに、尾崎亜美の書下ろし曲「私がいる」で出場。トップバッターだったにも関わらず優勝し、コンテストの特典であった紅白歌合戦への出場権を得ている。この年喜納昌吉のカバー曲「花」が30万枚を超えるヒットになり、紅白で歌唱している。
文/長井英治
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