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2024年1月号｜特集　ガールポップ’90s

ガールポップ’90s名鑑・名盤レビュー｜⑬加藤いづみ『Sweet Love Song』

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レビュー

2024.1.16


加藤いづみ
『Sweet Love Song』
1993年8月4日発売

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1.パーティに君は来るの?
2.星空のジェットプレイン
3.おちょこの傘につかまって
4.Thursday
5.シャンプー
6.好きになって、よかった
7.モーニング・レイン
8.オットーの動物園
9.みんなパレードのせい
10.さよならまでの短い旅
11.If -2つの想い-


“ガールポップ”シーンを華やかに彩った加藤いづみの大ヒット3rdアルバム

　加藤いづみは、’91年5月21日に高橋研プロデュースによるアルバム『テグジュペリ』でデビュー。前年Sherry名義で「風のファンタジア」というシングルをリリースしているが、加藤いづみ名義として本格的に活動を開始している。当時としては非常に珍しいアルバム・デビューを果たしているが、まだ“ガールポップ”というジャンルが確立されていなかった時代でもあり、認知度はやや低めであった。’92年に雑誌『GiRLPOP』が発刊され“ガールポップ”というジャンルが認知されてきたこともあり、ようやく注目されるようになる。

文／長井英治