2023年12月号|特集 西城秀樹

⑬『BIG GAME ’81 HIDEKI JUMPING SUMMER in STADIUM』|復刻シリーズ[ライヴ]アルバム徹底Review

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レビュー

2023.12.22


西城秀樹
『BIG GAME ’81 HIDEKI JUMPING SUMMER in STADIUM』

1981年10月5日発売

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[Disc 1]
1. メンバー紹介
2. オーバーチュア~マジック
3. アイ・サレンダー
4. ラビング・ユー・ベイビー
5. スイート・ソウル・アクション
6. ミッドナイトストリート
7. 渚のカンパリ・ソーダ
8. レイディ
9. ロンサム・シティー
10. A.D.1928~ロッキン・ザ・パラダイス
11. Magic
12. オン・ジ・アザー・サイド
13. 愛のコリーダ
14. メドレー1(Stars on 45~No Reply~I Should Have Known Better~Nowhere Man~Lose That Girl~Ticket to Ride~Get Back~Eight Days a Week~Stars on 45~Good-Day Sunshine~A Hard Days Night~If I Fell~Please Please Me~I Wanna Hold Your Hand)

[Disc 2]
1. メモリーズ~メンバー紹介
2. スローメドレー(勇気があれば~遙かなる恋人へ~ラストシーン~ブルースカイ ブルー)
3. メドレー2(恋する季節~恋の約束~情熱の嵐~恋の暴走~薔薇の鎖~激しい恋~俺たちの時代~眠れぬ夜)
4. セクシー・ガール
5. センチメンタル・ガール
6. YOUNG MAN(Y.M.C.A.)
7. 傷だらけのローラ
8. アイ・シャル・ビー・リリースド
9. 夏の妹
10. ロスト・イン・ザ・シャッフル
11. セイリング


バラエティ豊かなカヴァー曲とヒットソングの連打による宝石箱のような楽しさ

 “夏の元気なごあいさつ”こと『BIG GAME』シリーズも、これで第4弾。おなじみの後楽園ライヴである。丁寧なメンバー紹介から始まる構成に、ミュージシャンたちへのリスペクトを感じる。パーラメント/ファンカデリックのようなノリでバンドのみのインストゥルメンタル演奏が続いた後に、秀樹が登場し、歌うのは、レインボーの「アイ・サレンダー」である。このようなギターを主軸としたハード・ロックまで、当時の彼の大規模コンサートでは、スタジアムに最適化されたブラス・ロックに変貌するのが興味深い。

文/下井草秀




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