2023年11月号|特集 はっぴいえんど+URCレコード
⑯ひがしのひとし『マクシム』|URCレコード名盤ディスクレビュー
レビュー
2023.11.24
ひがしのひとし
『マクシム』
1975年12月1日発売
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1. シャンソンを唄おう
2. マクシム
3. この唄を貴方に捧げます
4. ピエロと少年
5. 夕暮れ
6. ポルノグラフ
7. 生まれて始めてのことを女はされる(愛情13)
8. ゴリラ
9. あるギターひきの物語
10. ジョルジュブラッサンスに
人間臭くて猥雑で、恋や愛に素直な“シャンソニエ”
ひがしのひとしは、古くから関西では知られた存在で、’70年の第2回全日本フォーク・ジャンボリー(中津川フォーク・ジャンボリー)に出演し、「鼻毛の伸長度に関する社会科学的考察」を歌っている。この曲は、「走れコウタロー」の大ヒットをもつソルティー・シュガーによってレコーディングされ(ソルティー版のタイトルは「ハナゲの唄」)、原作者であるひがしのの名前が知れ渡っていった。
アルバム・デビューは遅く、’75年にURCレコードより『マクシム~無頼のシャンソニエ』を発表する。この当時のURCは、自主流通のシステムから他社に販売を委託するスタイルに変わっている。’75年時の配給はエレック・レコードであり、’76年にエレックが倒産してからは東宝レコードに配給が移った。
文/小川真一
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