2023年11月号|特集 はっぴいえんど+URCレコード
⑧ザ・ディランII『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』|URCレコード名盤ディスクレビュー
レビュー
2023.11.13
ザ・ディランII
『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』
1972年4月10日発売
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1. 君の窓から
2. 子供達の朝
3. その時
4. 君をおもいうかべ
5. 男らしいってわかるかい
6. プカプカ(みなみの不演不唱)
7. さみしがりや
8. 君はきままに
9. うそつきあくま
10. サーカスにはピエロが
関西フォーク・シーンの存在を際立たせた歯ごたえのある1枚
ザ・ディランⅡ(ザ・ディラン・セカンド)は、大塚まさじと永井洋のフォーク・デュオである。結成当初は西岡恭蔵もメンバーのひとりだったが、レコード・デビューする前に脱退している。URCからデビューするまでのあらましはこうだ。’69年、大塚が大阪の難波に“ディラン”という喫茶店を開く。そこには西岡恭蔵、中川イサト、友部正人、加川良といった若者たちが集まっていた。大塚、永井、西岡の3人は、ザ・ディランを名乗り1年ばかりライヴを続けたのち活動を休止。その後、URCからレコード制作の話をもちかけられ、大塚と永井のふたりがザ・ディランⅡを名乗って、シングル「男らしいって解かるかい/プカプカ」でデビューした。この2曲はアルバムに再録されているが、シングルとは別ヴァージョンだ。ちなみにシングル版には細野晴臣や松本隆、鈴木慶一らが参加している。
文/鳥居真道
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