2023年1月号|特集 Japanese R&B

【Part2】藤林聖子インタビュー|クリエイターが語るJapanese R&B

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インタビュー

2023.1.27

インタビュー・文/川口真紀
写真/山本マオ


あの頃みんなで研究して考えたことは財産だなと本当に思います


【Part1】からの続き)

──ジャパニーズR&Bブームの頃のアーティストで、特に印象に残っている人は誰ですか?

藤林聖子 もちろん露崎春女さんもそうだし、個人的に一番関わりが強かったのはTylerちゃんだし、あとはBENIちゃんとか。BENIちゃんはしばらく会ってなくても、会えば「あのライヴ行った?」とか、そんな話も普通にできるし、好きなものが近いから信頼感がありますね。F.O.Hも色々やってみたという意味では思い入れがあるし、誰が一番とは言えないです。

──思い出に残っている曲は?





藤林聖子(ふじばやし・しょうこ)
●1995年作詞家デビュー。本人自身が造詣の深いR&B、HIPHOP系を中心にサウンドのグルーヴを壊さず日本語をのせるスキルで注目され、独特な言葉選び、藤林ワールドにも定評がある。安室奈美恵、E-girls、Lead、w-inds.、JUJU、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、BENI、ジャニーズ WEST、Hey! Say! JUMP、平井堅、西川貴教、BOYS AND MEN、三浦大知、水樹奈々、May'n、ももいろクローバーZ、 BTS、TOMORROW X TOGETHER、2PM、TWICE、BIGBANG、等のポップスから、スーパー戦隊、仮面ライダーシリーズの特撮、『ONE PIECE』主題歌「ウィーアー!」をはじめ『ジョジョの奇妙な冒険』『ドキドキ!プリキュア』、『暗殺教室』、『遊戯王』等のアニメ主題歌、「ヲタクに恋は難しい」等ミュージカル映画、その他CMソングまで多岐に渡って活躍。映像作品の芯を理解しアーティストの世界観として創り上げる能力とスピード感に定評がある。NHKみんなのうた『29Qのうた』(つるの剛士)はその歌詞の面白さからロングバージョンで放送される等話題曲多数。作詞一本で多方面に及び活躍する稀有な存在として注目される作詞家。

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