2023年1月号|特集 Japanese R&B

【Part2】Nao’ymt インタビュー|クリエイターが語るJapanese R&B

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インタビュー

2023.1.13

インタビュー・文/猪又孝
写真/上飯坂一


誰も見たことがないもの、誰も聴いたことがないものを作りたい


【Part1】からの続き)

──Naoさんが最初にプロデュースした安室奈美恵作品を教えてください。

Nao’ymt 『Queen of Hip-Pop』のタイトル曲です。トラックメイカーだと思われていたようで、最初は「曲とトラックをお願いします。歌詞はこちらで手配します」という感じだったんです。で、「Queen of Hip-Pop」ができたときに「実は歌詞も書くんです」と話したら、次回から是非という流れで、歌詞も書くようになりました。


安室奈美恵
『Queen of Hip-Pop』

2005年7月13日発売



──当時、安室奈美恵というシンガーをどう見ていましたか?





Nao’ymt(ナオワイエムティー)
●本名:矢的直明。東京都千代田区出身。独自の世界観で全てを包括する音楽家。1998年にR&Bコーラスグループ"JINE"を結成。2004年よりプロデュース業を本格的に始め、三浦大知、安室奈美恵、lecca、AI、他、数多くのアーティストに作品を提供している。特に三浦大知の多くの楽曲を担当。中でも、2018年7月リリースのアルバム『球体』は、アルバムコンセプト含め全17曲の作詞作曲・プロデュースをした出色の出来である。また、安室奈美恵に関しては、ヒットシングル「Baby Don't Cry」「Get Myself Back」など、これまで28曲を担当。小室哲哉以降もっとも多くの曲をプロデュースしている。

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