2022年10月号|特集 70年代女性SSW
【Part5】渡仏。「恋人よ」前夜。|70年代 五輪真弓ストーリー
解説
2022.10.28
文/小川真一
五輪真弓の新しい方向。アジア人としてのアイデンティティで自身の情感をうたっていく。
五輪真弓は’76年に新たな出会いを迎える。それは向こう側から飛び込んできたものであった。
’76年にCBSレコードのワールド・コンヴェンションがあり、そこで彼女のアルバム『Mayumity』が紹介された。これを聞いたフランスCBSのスタッフが五輪真弓の歌声を気に入り、フランスでのデビューをオファーしてきたのだ。
当時の五輪真弓には悩みがあった。新しい曲を書く活力が湧いてこなかったのだ。’72年のデビューから、ひたすら走り続けてきた彼女にとって、少しの休養が必要な時期でもあったのだと思う。
●五輪真弓が作り上げてきた50年の軌跡をまとめた究極のベストアルバム
五輪真弓『Mayumi Itsuwa Premium best -HISTORY-』
2022年10月21日発売¥5,500(税込)/MHCL-30750~30753
CD4枚組・全73曲収録
『Mayumi Itsuwa Premium best -HISTORY-』
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