2022年6月号|特集 大江千里
【PART5】作家・大江千里アンソロジー 第5回:「『E♭ 痛み分けはジャズの味:前編」(『9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学』より)
コラム
2022.6.21
※解説
2008年1月10日。日本でのキャリアも荷物も一切合切を切り捨て、NYの音楽大学に留学、卒業するまでの4年半を綴った勇気と努力のリアルストーリーは、24冊の電子書籍として配信された後、単行本として刊行される。二ノ宮知子さんの帯文「これはまるで”のだめ”だ」とあるように、音大生としての七転八倒が真摯に書かれている。もうね、読んでいると、レトルトカレーや梅干しやお米を送ってあげたくなるような、お母さんの気持ちになること間違いなしです。アメリカに渡ってからのエッセイは、この後、noteの【senri garden ブルックリンでジャズを耕す】に引き継がれ、単行本として『ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス』(2018年1月)、『マンハッタンに陽はまた昇る 60歳から始まる青春グラフィティ』(2021年3月)の2冊にまとめられている。いずれもKADOKAWA刊。
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【PART4】作家・大江千里アンソロジー 第4回:「『おばけ』の出る家:後編」(『僕の家』より)
コラム
2022.6.16