大貫妙子 /ROMANTIQUE1980年
ソロ作品としては通算4作目、RVC移籍後2作目となるオリジナル・アルバム。フランソワーズ・アルディあたりのフレンチ・ポップをヒントに、本作から本格的なヨーロッパ路線を明確に打ち出した。坂本龍一を中心としたYMO人脈のミュージシャンが全面的にバックアップし、シンセサイザーの特色を生かして洗練されたサウンドで、アンニュイなヴォーカルを引き立たせることに成功している。後のコンサートでも重要なレパートリーとなる「雨の夜明け」「若き日の望楼」「新しいシャツ」といった名曲を多数含む他、シュガー・ベイブ時代の代表曲「蜃気楼の街」の再演も印象深い。
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