2022年6月号|特集 大江千里
【PART3】作家・大江千里アンソロジー 第3回:「いたち:後編」(「月刊カドカワ」より)
コラム
2022.6.14
(【PART3】前編からの続き)
※解説
「月刊カドカワ」の初めての男性の総力特集は大江千里からスタートする。雑誌は完売し、ここから男性ミュージシャンが次々と表紙を飾るようになる。総力特集の中で初めて書いた小説が「いたち」。当時、作家・村上龍さんの番組『Ryu’s Bar 気ままにいい夜』に大貫妙子さんとゲスト出演し、村上さんと大貫さんに「『いたち』いいよね」と絶賛される。「ストレートで。正直に自分の言葉を選んでいるから、それが強い。汚れてないし。会話がうまいんでびっくりした」と村上さん。この後、小説は『チキンライス・スープ』(1995年7月 角川書店)、『パゴダツリー』(1995年12月 幻冬舎)の2冊を発表している。なお、梶原杢太郎(かじわらもくたろう)は大江千里の小説を書く時のペンネーム。
-
【PART3】作家・大江千里アンソロジー 第3回:「いたち:前編」(「月刊カドカワ」より)
コラム
2022.6.14
-
【PART3】作家・大江千里アンソロジー 第3回:「いたち:前編」(「月刊カドカワ」より)
コラム
2022.6.14