2022年6月号|特集 大江千里

【Part3】Letter to S.O. ~ 大江千里への手紙 宮藤官九郎(脚本家、監督、俳優)

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コラム

2022.6.6



宮藤官九郎(くどう・かんくろう)

●1970年生まれ、宮城県出身。’91年より大人計画に参加。脚本家、監督、俳優として幅広く活動。脚本家として、映画『GO』にて第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、舞台『鈍獣』にて第49回岸田國士戯曲賞、ドラマ『ゆとりですがなにか』にて第67回芸術選奨文部科学大臣賞、映画監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』にて新藤兼人賞金賞、ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にて第12回伊丹十三賞など、多数の脚本賞を受賞。近年は、ドラマ『俺の家の話』、映画『土竜の唄FINAL』などの脚本を担当。’23年には大石静さんと共同脚本を務めるドラマ『離婚しようよ』がNetflixシリーズとして配信される他、台湾映画『一秒先の彼女』の日本版リメイクの脚本を手掛ける。近年の出演作として、映画『おらおらでひとりいぐも』、舞台『命、ギガ長スW(ダブル)』などがある他、毎週金曜21時からTBSラジオで放送中の「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」ではパーソナリティを務めている。また、パンクコントバンド“グループ魂”では“暴動”の名でギターを担当。’20年末に異例の解散と再結成の同時発表を行い、宣言通り’22年1月に中野サンプラザホールにてワンマンライブ『一年ぶりの再結成!中野サンプラザ』を開催した。