2022年4月号|特集 『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』

【Part7】曽我部恵一が語る『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』

会員限定

インタビュー

2022.4.30

インタビュー・文/北沢夏音

写真/石垣星児

大滝さんがサニーデイ・サービスのラジオ番組に急遽ゲストで出てくれたんです


【Part6】からの続き)

――大滝さんご本人は、ラジオ番組『スピーチ・バルーン』の中で、「ナイアガラ・トライアングルは、あくまでアルバム・タイトルだと考えたい。いつ『VOL.3』が実現するかはアーティストとの出会い次第だけど」と言ってる。だから、『VOL.1』と『VOL.2』があれば、『VOL.3』を期待するのが人情というもので、僕も『VOL.3』をずっと夢想してたんだよね。もしも『VOL.3』を作るとしたら、どういう顔ぶれなんだろう、って。曽我部くんは夢想したことない?

曽我部恵一 僕はあんまりなかったかもしれないけど、大滝さんには、まだ『VOL.3』の構想があったんですか。



曽我部恵一(そかべ・けいいち)

●1971年8月26日生まれ。香川県出身。90年代初頭よりサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活動を始める。'95年に1stアルバム『若者たち』を発表。'01年にはNY同時多発テロに触発され制作されたシングル「ギター」でソロ・デビューも果たす。'04年、自主レーベル「ROSE RECORDS」を設立。以後、サニーデイ・サービス/ソロと並行し、プロデュース・楽曲提供・映画音楽・CM音楽・執筆・俳優など、形態にとらわれない表現を続けている。
http://www.sokabekeiichi.com/
http://rose-records.jp/