ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第353回「木?賢治『プロデュースの基本』」特集(その2) ~ヒットしたものにはどれもいい意味での“裏切り”がある編~ ゲスト:木?賢治(音楽プロデューサー)

会員限定

2020.12.25




◆INFORM0TION◆



木?賢治『プロデュースの基本』【インターナショナル新書】

新書判/256ページ
ISBN:978-4-7976-8062-1
詳細はこちら 集英社インターナショナル ウェブサイト

明日から応用できる、本当に役に立つ仕事術!

名音楽プロデューサーがヒット量産50年の智恵を惜しみなく伝授、どんな職種にも応用自在の画期的仕事術。
著者は、沢田研二、吉川晃司、大澤誉志幸、槇原敬之、トライセラトップス、BUMP OF CHICKENなどのそうそうたるアーティストをプロデュース。阿久悠、平尾昌晃、松本隆などのクリエイターとも仕事し、ヒットを量産してきた。70代の今も現役で、20代のアーティストも手がけている。
本書には、著者が編み出した「法則」が満載。“キュンとくる仕組みを数学的に分析”“慣れない手順がパワーを生む”“次に繋がる断り方”など、目から鱗の仕事術や、コミュニケーション術、さらにクリエイティブであるための心得にも言及する。アーティストやクリエイターとの制作現場の興味深いエピソードも掲載。楽しく読めて、座右の書になる1冊。




TRICERATOPS『TRICERATOPS』

品番:MHCL-30399
価格:¥2,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

迸る初期衝動!トライセラの原点であり、輝き続ける記念すべき1stアルバム。 必殺のデビュー曲「Raspberry」他、「彼女のシニヨン」 「ロケットに乗って」 等のシングルを含む、パワフル&エネルギーに満ちた全10曲収録。 シンプルな3 ピース・バンドサウンドで日本のミュージックシーンに一石を投じた超名盤。


伊藤銀次『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 ~40th Anniversary Edition~』

品番:MHCL-2177
価格:¥2,857+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

山下達郎、大瀧詠一と共に『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』に参加、さらに沢田研二、アン・ルイス、佐野元春、ウルフルズなどのアレンジャー/プロデューサーとしても知られる伊藤銀次。今年は彼にとってプロ・デビュー40周年にあたる記念すべき年であり、それに合わせレーベルを超えて選曲された2枚組のオールタイム・ベストが登場。しかも新録作品も2曲収録!全曲最新リマスター音源を使用し、本人の監修・選曲による決定版。


★MORE INFORMATION
BRIDGE ALLIANCE



◆銀次のオススメ◆



藤井 隆『ロミオ道行 (Concert Movie+All Time Songs CD)』

品番:MHXL-90
価格:¥5,500+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

デビュー20周年記念!1stコンサート映像初Blu-ray+全曲CD2枚組発売!
今年、2020年でVocalistとしてデビューして20周年を迎えた藤井隆。 デビュー20周年を記念してデビューシングル「ナンダカンダ」の7inch盤(完全生産限定盤)リリースに続き、ファーストコンサートの模様を初のBlu-ray化、アルバム「ロミオ道行」ほか全曲音源CDと2枚組。
2002年5月に行った藤井隆ファーストコンサートツアーの様子を初のBlu-ray化!みなさんお馴染みの国民的大ヒットデビューシングル「ナンダカンダ」はじめ、1stアルバム「ロミオ道行」の楽曲を中心に歌、ダンス、そしてMCなど藤井高篠ライブの世界を完全収録。またライブ限定新曲「負けるなハイジ」やライブ会場でのみ上映したショートムービー「ねらわれたタカシ」の完成版も特典収録。正に最高のエンターテインメントライブです!!
CDにはアルバム「ロミオ道行」収録全楽曲の他、シングルのc/wに収録されているオリジナル・カラオケも全曲収録。

藤井 隆『ロミオ道行 (Concert Movie+All Time Songs CD)』スペシャルサイト



放送後記

 今週も先週に引き続き、音楽プロデューサーの木?賢治さんをゲストにお迎えしてお届けいたします。インターナショナル新書『プロデュースの基本』が現在好評発売中です。沢田研二、吉川晃司、大澤誉志幸、槇原敬之、トライセラトップス、BUMP OF CHICKENら、数多くのアーティストたちとの仕事で培われた“プロデュース”の実践的なノウハウがまとめられた本書は、いわゆる音楽制作だけでなくあらゆる仕事の現場でも当てはめることができる普遍的な内容を、木?さんならではの含蓄に富んだ表現でつづられた一冊となっています。今回は“音楽プロデュース”のお話を中心に、先週以上にさらに深く“音楽とは何か”という核心に迫るトークとなりました。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2020年1月8日更新予定
第354回「新春放談2021」
~悔いのない50周年に向けて編~



伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING 2020 【Streaming+(配信)】チケット発売中!

12月26日に行われる毎年恒例の“WINTER WONDER MEETING”。今年はライヴ配信も行われます。ぜひご覧ください!

?? 伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING 2020
■日時:2019年12月26日(土)
■出演:伊藤銀次(Vo.GTR)、六川正彦(Bass)、細井豊(Keyboard)、上原ユカリ裕(Drs)、田中拡邦(E.G)
■ゲスト:杉真理、楠瀬誠志郎
■配信開始:19:20/演奏開始:19:30
■視聴券:¥2,000
■配信販売期間:2021年1月1日20:00まで
■視聴期間:2021年1月1日23:59まで
■チケット申し込みはこちら→ イープラス







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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。