ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS
第352回「木?賢治『プロデュースの基本』」特集(その1) ~銀次さんに求めたのはフレッシュさだった編~ ゲスト:木?賢治(音楽プロデューサー)
2020.12.18
◆INFORM0TION◆
木?賢治『プロデュースの基本』【インターナショナル新書】
新書判/256ページ
ISBN:978-4-7976-8062-1
詳細はこちら 集英社インターナショナル ウェブサイト
明日から応用できる、本当に役に立つ仕事術!
名音楽プロデューサーがヒット量産50年の智恵を惜しみなく伝授、どんな職種にも応用自在の画期的仕事術。
著者は、沢田研二、吉川晃司、大澤誉志幸、槇原敬之、トライセラトップス、BUMP OF CHICKENなどのそうそうたるアーティストをプロデュース。阿久悠、平尾昌晃、松本隆などのクリエイターとも仕事し、ヒットを量産してきた。70代の今も現役で、20代のアーティストも手がけている。
本書には、著者が編み出した「法則」が満載。“キュンとくる仕組みを数学的に分析”“慣れない手順がパワーを生む”“次に繋がる断り方”など、目から鱗の仕事術や、コミュニケーション術、さらにクリエイティブであるための心得にも言及する。アーティストやクリエイターとの制作現場の興味深いエピソードも掲載。楽しく読めて、座右の書になる1冊。
大沢誉志幸『CONFUSION』
品番:MHCL-30024
価格:¥1,800+税
ご購入はこちら Sony Music Shop
1984年リリース。「そして僕は途方に暮れる収録アルバム。ハスキーでソウルフルな歌唱を誇るヴォーカリストとして多くのヒットをもち、作曲家としても沢田研二の「おまえにチェックイン」「晴れのちBLUE BOY」、中森明菜の「1/2の神話」を始めとし提供曲多数。特に作詞家(エッセイストとしても活躍)・銀色夏生とのタッグは高い評価を得ている。
2013年リマスター音源。
安藤秀樹『GOLDEN☆BEST Limited 安藤秀樹 ~ダウンタウンからの贈り物』
品番:DQCL-646
価格:¥3,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop
1986年10月デビュー、今年デビュー30周年を迎える安藤秀樹。”さすらいの吟遊詩人”と称された彼の作品は、オリジナルばかりでなく、他アーティストへの提供曲(「RAIN- DANCEがきこえる」等)も高く評価された。本作はアニバーサリーイヤーを記念して、4thアルバムまでの楽曲で構成するベスト盤。未発表曲「キャンドル」を含む全15曲は、多彩なメロディに導かれ情感豊かな世界を描く名曲の数々、われらがダウンタウンヒーローの傑作選である。
★MORE INFORMATION
BRIDGE ALLIANCE
◆銀次のオススメ◆
『Love 80's -Ultimate J-POP Best』【タワーレコード限定】
品番:MHC7-9
価格:¥3,200+税
ご購入はこちら TOWER RECORDS ONLINE
1980年代のJ-POPをテーマにしたコンピレーション『Love 80's -Ultimate J-POP Best』11月27日タワーレコード限定発売
1980年代のJ-POPをテーマに、時代を超えた選りすぐりの名曲、数多くのカヴァーを生んだエヴァーグリーンをタワーレコードのバイヤーが2枚組CDに厳選収録した究極のコンピレーション!2020年最新リマスタリング。
タワーレコード限定販売。トキメキが止まらない!?
松田聖子がデビューした1980年、YMOが「ライディーン」を発表。寺尾 聰「ルビーの指環」が大ヒットした1981年、放送を開始したMTVが歴代1位に選んだ「スリラー」を含むマイケル・ジャクソンの『スリラー』が1982年に発売され、音楽史上最高売上を記録。1983年、デジタル・シンセYAMAHA DX7が発売、,,,,,etc。
音楽シーンが飛躍的に成熟し、現在に繋がる音楽の革命が次々と起こった1980年代。そして、今、現在、シティポップが世界的ムーヴメントとなり、デジタル・サウンドがヒット・チャートを席巻し、『ストレンジャー・シングス』が配信ランキングでトップになるなど最新の音楽シーン、カルチャーでは「80'S」はもはや、普遍的かつ、最も影響力のあるテーマとなっている。
この2枚組CDでは、松任谷由実 参加作品、YMOファミリー参加作品、山下達郎関連作品、竹内まりや関連作品、大村雅朗参加作品、小室哲哉参加作品、松田聖子、渡辺美里、佐野元春、THE TIMERS(忌野清志郎 他)、今井美樹、薬師丸ひろ子、原田知世、西城秀樹.......まで。 ジャンルも背景も違う名曲の中から、「サウンド」「グルーヴ」を基準に、時代を超えた選りすぐりの名曲ばかりを厳選収録! DIGればDIGるほど面白い、奥深い内容。レア音源にも注目!未配信楽曲/プレイリストでも試聴困難な楽曲も収録。(*一部、1980年代以外の楽曲も含む。)
ストリーミングや配信は便利だけど、圧縮音源は疲れるし、音質もカンベンだから、2020年リマスタリング音源使用CDの良い音で聴きたい!
カバー・イラストレーションは漫画家、イラストレーターの江口寿史によるもの。(CD 2枚組 /33曲収録 /2020年リマスタリング音源使用 /歌詞付)(*一部、1980年代以外の楽曲も含む。)
TOWER RECORDS ONLINE - ?80'sキャンペーン ウェブサイト
放送後記
今週と来週は、音楽プロデューサーの木?賢治さんをゲストにお迎えしてお届けいたします。沢田研二、吉川晃司、大澤誉志幸、槇原敬之、トライセラトップス、BUMP OF CHICKENなどなど、これまでに数多くのアーティストのプロデュースを手掛け、ヒット曲を量産してきた木?さん。もちろん銀次さんも沢田研二さんの作品から関わり始め、初期のソロ・アルバムのプロデュースも木?さんが手掛けているなど、そのヒストリーにはなくてはならない人物のおひとりでもあります。このたび約半世紀におよぶそのキャリアで培ったノウハウをまとめた新書『プロデュースの基本』を刊行したばかり。ということで、およそ6年半ぶりに再度ご出演いただきました。『プロデュースの基本』には先に挙げた数多くのアーティストとのエピソードもありますが、ビジネスの現場をはじめとするさまざまな局面で役に立ちそうな発想法が書かれた実践的な一冊に仕上げられています。今回はそんな木?さんならではの発想に、銀次さんが鋭く斬り込んでいきます。
そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。
●次回予告
2020年12月25日更新予定
第353回「木?賢治『プロデュースの基本』」特集(その2)
~ヒットしたものにはどれもいい意味での“裏切り”がある編~
ゲスト:木?賢治(音楽プロデューサー)
伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING 2020 【Streaming+(配信)】チケット発売中!
12月26日に行われる毎年恒例の“WINTER WONDER MEETING”。今年はライヴ配信も行われます。ぜひご覧ください!
?? 伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING 2020
■日時:2019年12月26日(土)
■出演:伊藤銀次(Vo.GTR)、六川正彦(Bass)、細井豊(Keyboard)、上原ユカリ裕(Drs)、田中拡邦(E.G)
■ゲスト:杉真理、楠瀬誠志郎
■配信開始:19:20/演奏開始:19:30
■視聴券:¥2,000
■配信販売期間:2021年1月1日20:00まで
■視聴期間:2021年1月1日23:59まで
■チケット申し込みはこちら→ イープラス
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出演者プロフィール
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
▶Facebook
RIO(リオ)
●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト
アーカイブ配信 パーソナリティ紹介
土橋一夫(どばし かずお)
●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。