ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第339回「小川美潮」特集(その2) ~音楽のことを考えるたびに不思議なものだなあと思う編~ ゲスト:小川美潮

会員限定

2020.8.21




◆INFORMATION◆



小川美潮『おかしな午後/窓』【7インチシングル】

品番:DQKL-7114
価格:¥1,900+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

小川美潮、90'sヴォーカル・ポップ名盤『4 to 3』から初アナログ化!

元チャクラのヴォーカリスト、小川美潮(おがわみしお)のエピック・ソニー移籍後初アルバムにして、90'sヴォーカル・ポップの名盤との評価が高い『4 to 3』(1991)から2曲をカップリング、両A面で初のアナログ盤化。
「おかしな午後」は、『4 to 3』に先駆けて1990年10月に8cmCDシングルで発表され、市川準監督映画『つぐみ』主題歌にも採用された。
「窓」は、小川美潮のライヴでは未だに大詰めで歌われるバラードの人気曲。

“GREAT TRACKS Order Made Vinyl”



★MORE INFORMATION
小川美潮Official Web Site



◆銀次のオススメ◆



小山豊『obi』

品番:MHCL-2861
価格:¥2,273+税
ご購入はこちら Sony Music Shop ※完売いたしました。

源への回帰。邦楽の縛りからの解放。日本発のワールドミュージック。
津軽三味線小山流三代目 小山豊。彼が生まれ培ってきた自分の血である民謡を基に、20年以上重ねてきたジャンルレスな活動や海外での演奏などその全てを踏まえ、これまであった和を洋のフォーマットに入れ込むアレンジとは真逆の手法をとり、和の本来持つ美しさや強さをそのまま活かした上で洋を取り込んだ、日本発のワールドミュージックとなるメジャーレーベル第一弾アルバム。当代きっての音楽家と共に作り上げた作品で、和のリズムのみで構築したダンス曲や、ポルトガル語で唄う民謡など、全12曲を収録。全ての進化が臨界点を迎えたこの時代に、小山豊が描いた源の先にある“今の民謡”を体感する、全世界必聴の1枚。

小山豊『obi』スペシャルサイト



放送後記

 先週に引き続き小川美潮さんをゲストにお迎えしてお届けいたします。“GREAT TRACKS Order Made Vinyl”にて商品化された「おかしな午後/窓」のアナログ・7インチシングルが現在好評発売中です。ソロだけでなくチャクラ、キリング・タイム、はにわオールスターズ、ウズマキマズウ、スプラゥトゥラプスといったさまざまなバンド/ユニットでもその個性的な歌声を聴かせてきた美潮さん。今回は自身と音楽とのあり方について、銀次さんとじっくりと語り合っていただきました。ディープな音楽談義となっていますので、聴きごたえありますよ。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2020年9月25日更新予定
第340回「山木康世“日暮里古希尚天晴”」特集(その1)
~“ふきのとう”って名前は今も恥ずかしくない編~
ゲスト:山木康世







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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。