ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第336回 佐野元春40周年スペシャル(その1) ~ステージは学校のようなもの。毎日学んで、毎日改良していく編~ ゲスト:佐野元春

会員限定

2020.6.26




◆INFORMATION◆
9月23日、2タイトル同時発売!!




『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020』

品番:POCE-9399/400(DaisyMusic)
価格:¥4,500+税
ご購入はこちら UNIVERSAL MUSIC JAPAN

デビュー40周年 ロッカーとしての躍動感と円熟味を合わせ持った佐野元春の現在地

 佐野元春がこれまで率いてきたバンドは三つある。80年代のザ・ハートランド、90年代のザ・ホーボーキング・バンド、そして現在のザ・コヨーテバンドだ。どのバンドも佐野元春が求める音楽的なビジョンに沿って、すばらしい成果を残してきている。
 2020年、デビュー40周年を迎えた佐野元春。躍動感と円熟味を合わせ持った佐野元春の現在地がここにある。今年で結成15年目を迎えた佐野元春 & ザ・コヨーテバンド、初のベストアルバム『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020』[生産限定盤]がリリースされる。
 これまで発表した4枚のスタジオ・アルバム、 『COYOTE』(2007)、『ZOOEY』(2013)、『BLOOD MOON』(2015)、 『MANIJU』(2017) から厳選した全34曲をパッケージ。
 新曲「エンタテイメント!」を始め、このアルバムのために新たにミックスされた6曲を収録。単なる寄せ集めではない、作品性の高いコンピレーション・アルバムに仕上がっている。全曲TED JENSENによる最新マスタリング。充実の解説/歌詞ブックレット、オリジナル・タロットカード(1枚)付き。
 フロントカバー画は、かつて元春の楽曲「クリスマス・タイム・イン・ブルー」のアートワークを手掛けた牧野良幸氏が担当。タロットカードを知っているひとであればこのカードの意味を解読できるだろう。ファンだけでなく、すべての音楽リスナーに届けたいマスト・ハブのパッケージだ。
 『THE ESSENTIAL TRACKS 2005 ?2020』。このパッケージを傍に、これまで佐野元春がバンドと共に描いてきたビジョンを今一度ふりかえってみたい。そして結成15年を経た今、ここにある大いなる実りをすべての音楽ファンと共に分かちあいたい。

佐野元春:オフィシャル・ファンサイト - Moto's Web Server スペシャルサイト




『MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004』

【初回生産限定盤】
品番:MHCL-30640~643
価格:¥5,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

【通常盤】
品番:MHCL-30644~646
価格:¥4,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

佐野元春、永久不滅のベスト・コレクション

本作は、佐野元春の長きに亘る軌跡の中で、エピック・レーベル在籍中の24年間(1980年 - 2004年)に発表した代表曲・重要曲を3CDに集約、全曲テッド・ジェンセンによるリマスター音源を使用し、佐野元春の名曲を最新の音質で楽しめるコレクションとなっている。制作にあたってキュレーションは自身が手がけ、各時代の曲が一貫性を持って聴けるように細部に渡って編集。オリジナルを中心に「悲しきレイディオ」、「シーズン・イン・ザ・サン - 夏草の誘い」、「君の魂 大事な魂」、「太陽」は新たなミックスを収録するなど推敲を重ね、現段階で最高のベスト盤としてまとめられている。また、自身のレーベルであるデイジーミュージックから、2005以降のキャリアをまとめたベストアルバム『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020』が同時発売。本作品と合わせることで佐野元春40年間の名曲がすべて網羅されることになる。全世代に贈る厳選48曲。これまでのファンから次世代のファンへ繋ぐ名曲選集。佐野元春、永久不滅のベスト・コレクションだ。

『MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004』スペシャルサイト



★MORE INFORMATION
佐野元春:オフィシャル・ファンサイト - Moto's Web Server



放送後記

 およそ3ヵ月ぶりの更新となりました当番組。久しぶりの番組再開第1弾は、2020年、デビュー40周年を迎えた佐野元春さんをゲストにお招きし、全編元春さんと銀次さんとのトークで構成したスペシャル版でお届けいたします。コロナ禍の影響もあって当初の予定よりリリースが遅れることとなりましたが、9月23日にはそのキャリアを新たな形でまとめたふたつのベスト・アルバムがリリースされます。80年代の幕開けとともに、それまでになかった新しいスタイルのロック・アーティストとして登場した佐野元春さん。現在にいたる40年にわたって、常に革新的な存在であり続けているのがこのベスト・アルバムからリアルに感じ取っていただけるはずです。今回は『MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004』でまとめられている時代のいくつかのエピソードを、銀次さんとともにたっぷりと語っていただきました。ファンのみなさんにはおなじみかもしれないエピソードも、おふたりの2020年最新リマスター版のことばで語られています。じっくりお楽しみください。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2020年7月3日更新予定
第337回 佐野元春40周年スペシャル(その2)
~情熱的に生きていれば、政治も恋愛も同じイシュー編~
ゲスト:佐野元春







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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。