ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第314回「レベッカ『BLOND SAURUS TOUR '89』」特集 その2 ~歌の中に“景色”を見たい編~ ゲスト:GOH HOTODA(音楽プロデューサー/エンジニア)

会員限定

2019.10.18




◆INFORMATION◆




レベッカ『BLOND SAURUS TOUR '89 in BIG EGG -Complete Edition-』

【ブルーレイ】
品番:MHXL-77
価格:¥6,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

【DVD】
品番:MHBL-342
価格:¥5,000+税
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30年の時を経て遂にコンプリート版完成!
1989年7月17日に東京ドームで開催された「BLOND SAURUS TOUR」最終公演のコンプリート版。同ライブは1990年にVHS/LDとして発売されたが演奏された全18曲中10曲のみを収録した作品でした。保管されていた映像マスターと音声マルチテープから映像全編を当時の撮影監督により全編再編集、音声はワールドワイドで活躍するエンジニアGOH HOTODA氏によりリミックス、ライブから30年の時を経て遂に全曲収録し作品化しました。
Blu-ray版には特典映像として、東京ドーム公演の直前に収録されたリハーサルスタジオの映像、各メンバーへのインタビュー映像を収録、1989年に撮影されて以来、30年に渡り保管されていた映像が今回初収録されます。
映像は最新技術を駆使しHD化、音声については5.1ch音声も収録されます。

レベッカ『BLOND SAURUS TOUR '89 in BIG EGG -Complete Edition-』スペシャルサイト




太田裕美『ヒロミ☆デラックス』

品番:MHCL-30625
価格:¥2,727+税
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太田裕美デビュー45周年記念アルバム!
11月1日にデビュー45周年を迎える太田裕美のアニヴァーサリーイヤーに相応しい“デラックス”なメモリアル・アルバム!全12曲収録。
★ヒャダイン・プロデュースによる新曲「ステキのキセキ」「たゆたうもの」を収録。 ★「木綿のハンカチーフ」「さらばシベリア鉄道」を、高嶋ちさ子 ピアノクインテットの演奏によるセルフカバーで新録収録。 ★太田裕美自作の新曲「桜月夜」収録。 ★NHK連続テレビ小説“ひよっこ”劇中曲「恋のうた」を太田裕美名義アルバムでは初収録。 ★太田裕美の人気曲「 First Quarter-上弦の月-」「僕は君の涙」「金平糖」「道」を、日本が世界に誇るエンジニアGoh Hotoda氏によるニューミックスで収録。

太田裕美『ヒロミ☆デラックス』スペシャルサイト

★MORE INFORMATION
Goh Hotoda : Producer, Mix Engineer



◆銀次のオススメ◆



ビータリカ『アビ~ロード』

品番:SICX-144
価格:¥1,800+税
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『アビイ・ロード』50周年記念、笑撃の迷盤3Tを低価格化再発!?
冒涜か?はたまた奇蹟か?あまりにも見事な融合、そして、完璧な演奏!これぞ一粒で二度オイシイ!BEATLES meets METALLICA = BEATALLICAの第3弾!今作は2013年発表。ビートルズ『ABBEY ROAD』とメタリカ『LOAD』を融合して,その名も『ABBEY LOAD』。そして、ここまでやるのか!?『ABBEY ROAD』B面メドレーまでメタリカ風に!他、「Blackbird」が「One」風に(不思議なマイナー調に!)、日本のみのボートラも最高で「Sandman」はあの「Enter Sandman」のリフから「Taxman」へいきなりの展開(Live)!そしてジャケットもお見事!どっかの横断歩道をそっくりの格好で歩いております。ビートルズとメタリカの両方を知っている人なら思わずニヤりとしてしまう、単なるパロディを超えた、愛情前提のユーモアとインパクト絶大な笑撃の作品。ジェームスそっくりのヴォーカルと本家顔負けのテクニカルな演奏に誰もがびっくりするはず!あり得ない融合、笑えるけど尋常じゃないこだわりのアレンジ、メタリカ・ファン、ビートルズ・ファンは絶対楽しめる愛情満載の1枚です。

SONY発ビートルズの遺伝子を引き継ぐアーティスト【BeatleDNA】スペシャルサイト





放送後記

 先週に引き続き、プロデューサー/エンジニアのGOH HOTODAさんをゲストにお招きしてお送りいたします。いよいよ来週10月23日には音声のリマスタリングと5.1chミックスを手がけたレベッカの映像作品『BLOND SAURUS TOUR '89 in BIG EGG -Complete Edition-』がリリースとなります。最近は先週ご紹介した西城秀樹さんのボックスセットのほか、小坂明子さんや天地真理さんのボックスセットのリマスタリング、さらには11月1日にリリースされる太田裕美さんの最新作『ヒロミ☆デラックス』のリミックスなど、さまざまな作品のサウンド作りを行っています。今週はレベッカの映像作品のお話を中心に、音源を聴いているだけではなかなか知ることのできない、エンジニア/プロデューサーの仕事の奥義をたっぷり語っていただきました。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2019年10月25日更新予定
第315回「佐野元春『或る秋の日』」特集 その1
~本当のロッカーはそんなに単純じゃない編~
ゲスト:佐野元春






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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。