ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第312回「パイド・パイパー・ハウス」特集 その2 ~レコード屋さんに行くといろんな出会いがある編~ ゲスト:長門芳郎(パイド・パイパー・ハウス店主/音楽ライター/プロデューサー)

会員限定

2019.10.4




◆INFORMATION◆




『ベスト・オブ・パイド・パイパー・デイズ Vol.2』

品番:SICP-31038
価格:¥2,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

「パイド・パイパー・デイズ」シリーズのベスト盤第二弾!
小説にも度々登場し、多くのミュージシャンも足繁く通った音楽発信の場所であり、音楽ファンの間ではいまや伝説となっているレコード店『パイド・パイパー・ハウス』。そこは音楽を愛する人々にグッド・タイム・フィーリングに溢れた音楽を紹介していた場所だった(1975年に開店、惜しまれながら1989年閉店)。『パイド・パイパー・デイズ』はそんな「パイド・パイパー・ハウス」が発信していた幸福な音楽をCDという形で紹介するシリーズとして、数々の名盤を紹介してきた。昨年、『パイド・パイパー・デイズ』シリーズで過去にリリースしてきた作品を中心に名曲を厳選、一部世界&日本初CD化の楽曲を含めて、コンパイルした初のベスト盤をリリース。好セールスを続けている。この好セールスを受けて、第二弾のリリース決定。前作同様に『パイド・パイパー・デイズ』シリーズで過去にリリースしてきた作品を中心にレアな初CD化の楽曲までをコンパイル。監修は「パイド・パイパー・ハウス」の店長/オーナーの長門芳郎氏。





マコト・ハイランド・バンド『ダンシン』

品番:DQKL-7105
価格:¥1,900+税
詳細はこちら GREAT TRACKS Order Made Vinyl

大御所アレンジャー・矢野誠のテクノ・ディスコ異色盤、7インチ復刻!
日本を代表するアレンジャー&キーボード奏者、矢野誠がテクノポップ勃興期の1979年にMakoto Highland Band(マコト・ハイランド・バンド)の名で発表した知る人ぞ知るテクノ・ディスコ・アルバム『Injection』からのシングルカット。高橋幸宏がドラムで参加。オリジナル発売以来、いかなる形でも再発されることのなかった超レア音源が遂に復活!

★MORE INFORMATION
パイドパイパーハウス - タワーレコード オンライン
パイドパイパーハウス - Twitter



◆銀次のオススメ◆



松崎ナオ/鹿の一族『「清く、ただしく」inspired by ブルーアワーにぶっ飛ばす』

品番:MHCL-2825
価格:¥2,500+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

話題の映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」劇中曲を再構築!
10月11日に公開される夏帆×シム・ウンギョン主演、CM界で大活躍中の箱田優子が初監督を務める話題沸騰中の映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」。この映画の音楽を担当した孤高のシンガーソングライター松崎ナオが、この映画にinspireされ、自らがVocal&Guitarを担当する“鹿の一族”のメンバーと、映画に使用した楽曲群を再構築し直して、新たにRe:Recording!!”サウンドトラックという枠を飛び越えて、新たに、松崎ナオ/鹿の一族”名義でフルアルバムを完成!!

otonanoトピックス





放送後記

 先週に引き続き、パイド・パイパー・ハウスの店主・長門芳郎さんをゲストにお迎えしてお届けいたします。今回は現在タワーレコード渋谷店6階にて展開している同店について、より深くお話を伺いました。パイド・パイパー・ハウスで長年にわたって紹介し続けてきた、いわゆる“シティ・ポップ”が、近年日本のみならず海外からも熱く注目されています。お店のほうにもそうしたサウンドを求める海外からのお客さんも増えているとか。国際的な交流の場にもなっているようです。さらに、最近密に仕事をされているという矢野誠さんについてなど、今回も盛りだくさんの内容となっております。じっくりとお楽しみください。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2019年10月11日更新予定
第313回「レベッカ『BLOND SAURUS TOUR '89』」特集 その1
~NOKKOの動きに緊張感があって目が離せない編~
ゲスト:GOH HOTODA(音楽プロデューサー/エンジニア)






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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。