ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS
第307回「GREAT TRACKS Order Made Vinyl」特集 その1 ~あなたの“欲しい”をVINYL(カタチ)にします編?~ ゲスト:蒔田聡、村井英樹(ソニー・ミュージックダイレクト ディレクター)
2019.8.30
◆INFORMATION◆
笠井紀美子『バイブレイション (LOVE CELEBRATION)』【7インチシングル】
品番:DQKL-7100
価格:¥1,900+税
「またひとつ、愛のバイブレイションがキミコからあなたへ。」…当時のコピーそのままに、遂に7inchが復刻!
ジャズ・シンガー笠井紀美子が1977年に発表した日本語アルバム『TOKYO SPECIAL』からの先行シングル。A面「バイブレイション」は安井かずみの作詞、山下達郎の作曲による今やクラブシーンでの定番曲。特にアルバムとは尺の異なる7inch盤が希少性も含め人気の的となっている。B面の「やりかけの人生」とともに鈴木宏昌による編曲で、コルゲン・バンドによる好演も聴きもの。写真は篠山紀信が撮影。【オリジナル発売日:1977年9月6日】
ソニア・ローザ『東京 イン・ザ・ブルー』【7インチシングル】
品番:DQKL-7101
価格:¥1,900+税
キュートなウィスパー・スキャット・ヴォイスが魅力的なソニア・ローザの7inchを復刻!!
1979年6月21日に発売されたソニア・ローザのソロ・アルバム『サンバ・アモール』からの先行7inchシングル。個性あふれるキュートなウィスパー・スキャット・ヴォイスが魅力的で、当時、映画「犬神家の一族」、「人間の証明」、「野生の証明」、そしてTVアニメ「ルパン三世」等の楽曲を手掛けていた大野雄二が編曲。ボサノバ、サンバ、ジャズをクロスオーバーさせた記念碑的な作品。【オリジナル発売日:1979年5月21日】
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放送後記
今週と来週は「銀次のオススメ」スペシャルということで、本日8月30日に第1回発売4タイトルが発表、ご予約スタートとなった“GREAT TRACKS Order Made Vinyl”の特集をお届けいたします。レコード愛好家から評価の高いアナログ盤を厳選、Sony Music Shopにて限定数のみ販売いたします。ご予約期間は1か月で、その間にオーダーが限度数に達する場合がございますので、ぜひお早めにご予約ください。今回はこの“GREAT TRACKS Order Made Vinyl”第1回発売タイトルのうち、笠井紀美子とソニア・ローザの2タイトルをご紹介いたします。ゲストとして登場するのはそれぞれのタイトルを担当した2名のディレクター。このサービスの特色や、今回選ばれたタイトルへの思い入れなど、銀次さんを相手にたっぷりと語っていただきました。名盤のリイシューを支えるスタッフたちの、めったに聞けないレアなトークをお楽しみください。
そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。
●次回予告
2019年9月6日更新予定
第308回「GREAT TRACKS Order Made Vinyl」特集 その2
~あなたの“欲しい”をVINYL(カタチ)にします編?~
ゲスト:福井誠一、網師本博(ソニー・ミュージックダイレクト ディレクター)
伊藤銀次のPOP FILE RETURNSへのご意見、ご希望
出演者プロフィール
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
▶Facebook
RIO(リオ)
●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト
アーカイブ配信 パーソナリティ紹介
土橋一夫(どばし かずお)
●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。