ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS
第294回「あなたに捧げる歌」特集 その2 ~言いたいことが伝わらなければ歌う意味はない編~ ゲスト:加藤登紀子
2019.5.31
◆INFORMATION◆
加藤登紀子『あなたに捧げる歌』
品番:DYCS-1229
価格:¥10,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop
今秋、歌手生活55年を迎える加藤登紀子の究極の6枚組ベストアルバムBOXセット
「あなたに捧げる歌」をメインテーマに、“愛”“時”“生きる”“故郷”など自身のレパートリーの中から厳選した数々の名曲を集めました。
人生4幕目の幕が開き、これまでの1幕、2幕、3幕に歌って来た歌を、大きな宝物として振り返ってみようと思っていた矢先に、この4月半ばから、東京新聞の夕刊で、「この道」の70回以上の連載をはじめることになりました。
題して、「あなたに捧げる歌」。
去年の「運命の歌のジグソーパズル」が、世界に広がる横糸の地図だったとすれば、今回は、日本で巡り合った出会いを軸にした、75年分の縦糸の歴史ということになります。
その連載に沿って歌を聴いていただけるよう、6枚組のCD BOXを編纂しました。
これから加藤登紀子の世界に入門してくださる方にも、わかりやすく全体が見渡せるように107曲、入魂の選曲をしました。曲が生まれた背景や、一曲ずつにまつわるエピソードを連載でたっぷり味わっていただきながら、歌を楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年の秋には、加藤登紀子は歌手生活55周年を迎えます。
これからの新しい出会いも楽しみながら、まさに「終わりなき旅」、歌い続けます!
加藤登紀子
加藤登紀子『あなたに捧げる歌』スペシャルサイト
★MORE INFORMATION
Tokiko World 加藤登紀子 公式サイト
◆銀次のオススメ◆
Wyolica『悲しいわがまま/さあいこう』
品番:MHKL-18
価格:¥1,800+税
ご購入はこちら Sony Music Shop
wyolica結成20周年記念7インチ・アナログ盤を限定リリース!
wyolicaの結成20周年を記念してデビュー曲と人気曲をダブルサイダー7インチとしてリリース。「悲しいわがまま」は初7インチ化。一方の「さあいこう」は待望の初アナログ盤化!ソニー乃木坂スタジオにてオリジナルマスターから新たにマスタリング&カッティングを行い、ソニーDADCジャパンでプレスした完全国内制作盤です。
ワイヨリカ 20周年スペシャルサイト
放送後記
先週に引き続き加藤登紀子さんをゲストにお招きしてお届けいたします。デビューから半世紀以上にわたって発表してきた数々の楽曲をテーマ別にセレクト、その軌跡を体感できる6枚組全107曲収録のボックスセット『あなたに捧げる歌』が、通販限定販路にて好評発売中です。シャンソン歌手としての活動を経てプロ・デビューを飾り、「知床旅情」「百万本のバラ」など、数多くのヒット曲を生み出してきました。フォークやシャンソンのみならず、世界中のさまざまな音楽性を唯一無二といえる声の存在感で表現、今秋デビュー55年を迎える現在なおも第一線で活躍を続けています。これまでの人生を3幕にたとえ、これから新たな第4章が始まると語る登紀子さん。いつまでもフレッシュであり続けているのは、今回の銀次さんとのトークからもリアルに感じられるのではないかと思います。前回にもまして深い音楽談義となっております。じっくりお楽しみください。
そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。
●次回予告
2019年6月7日更新予定
第295回「T-SQUARE / HORIZON」特集 その1
~器楽曲だけど心に残るメロディーラインを作りたい編~
ゲスト:安藤正容(T-SQUARE)
伊藤銀次のPOP FILE RETURNSへのご意見、ご希望
出演者プロフィール
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
▶Facebook
RIO(リオ)
●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト
アーカイブ配信 パーソナリティ紹介
土橋一夫(どばし かずお)
●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。