ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第293回「あなたに捧げる歌」特集 その1 ~あなたが見てる窓はひとつだけど、私の窓はもうちょっとあるのよ編~ ゲスト:加藤登紀子

会員限定

2019.5.24




◆INFORMATION◆




加藤登紀子『あなたに捧げる歌』

品番:DYCS-1229
価格:¥10,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

今秋、歌手生活55年を迎える加藤登紀子の究極の6枚組ベストアルバムBOXセット
「あなたに捧げる歌」をメインテーマに、“愛”“時”“生きる”“故郷”など自身のレパートリーの中から厳選した数々の名曲を集めました。

人生4幕目の幕が開き、これまでの1幕、2幕、3幕に歌って来た歌を、大きな宝物として振り返ってみようと思っていた矢先に、この4月半ばから、東京新聞の夕刊で、「この道」の70回以上の連載をはじめることになりました。
題して、「あなたに捧げる歌」。
去年の「運命の歌のジグソーパズル」が、世界に広がる横糸の地図だったとすれば、今回は、日本で巡り合った出会いを軸にした、75年分の縦糸の歴史ということになります。
その連載に沿って歌を聴いていただけるよう、6枚組のCD BOXを編纂しました。
これから加藤登紀子の世界に入門してくださる方にも、わかりやすく全体が見渡せるように107曲、入魂の選曲をしました。曲が生まれた背景や、一曲ずつにまつわるエピソードを連載でたっぷり味わっていただきながら、歌を楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年の秋には、加藤登紀子は歌手生活55周年を迎えます。
これからの新しい出会いも楽しみながら、まさに「終わりなき旅」、歌い続けます!

加藤登紀子

加藤登紀子『あなたに捧げる歌』スペシャルサイト

★MORE INFORMATION
Tokiko World 加藤登紀子 公式サイト



◆銀次のオススメ◆



大江千里『Senri Premium ? ~MY GLORY DAYS 1989-1992』

品番:DYCL-751
価格:¥8,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

デビュー35周年記念企画!オーダーメイドファクトリーだけのCD-BOX第2弾!!
1989年から1992年にリリースされたオリジナル・アルバム及びシングル音源をすべて収録。
オリジナル・アルバムは、紙ジャケット仕様で、アルバム未収録のシングルは、ボーナストラックとして収録。
最新(2019年)デジタル・リマスター音源によるBlu-spec CD2仕様。
別冊ブックには本人書き下ろしのアルバム解説およびシングル・ジャケット集。

オーダーメイドファクトリー




放送後記

 今週と来週は、加藤登紀子さんをゲストにお迎えしてお送りいたします。今秋デビュー55周年を迎える登紀子さん。半世紀を超えるキャリアで発表した楽曲から107曲を厳選したCD6枚組ボックスセット『あなたに捧げる歌』が、通販限定にて3月にリリースされました。銀次さんとは今回が初対面となりますが、登紀子さんのサポートを長年勤めている告井延隆さんは、70年代、ともに大滝詠一さんのもとで活動していたことがある間柄。今回も告井さんのお話からトークが始まります。近年さまざまなメディアに登場している登紀子さんですが、おそらくここまで音楽的に深い対談はあまりないかもしれません。とにかく興味深いエピソードが盛りだくさんです。ぜひじっくりお楽しみください。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2019年5月31日更新予定
第294回「あなたに捧げる歌」特集 その2
~言いたいことが伝わらなければ歌う意味はない編~
ゲスト:加藤登紀子






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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。