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第291回「SONGS OF MOMOKO SUZUKI」特集 その1 ~ミュージシャンではないスペシャリストとの活動が楽しくてしょうがなかった編~ ゲスト:鈴木桃子

会員限定

2019.5.10




◆INFORMATION◆




鈴木桃子『SONGS OF MOMOKO SUZUKI as herself and as COSA NOSTRA』

品番:MHCL-30591
価格:¥4,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

COSA NOSTRA在籍時の楽曲を含む初のベスト盤
1990年代における日本のクラブシーン~渋谷系ムーブメントの代表的グループのひとつ、COSA NOSTRA(コーザ・ノストラ)に在籍し、ソウルフルで卓越したボーカル・スキルと、ネイティブである英語詞/日本語詞を巧みに歌いこなす先駆的存在として一目置かれてきた鈴木桃子。本作は、 COSA NOSTRA時代の作品群よりセレクトした楽曲17曲と、グループ脱退後の2001年よりスタートした “鈴木桃子”名義でのソロ・ワークからの選曲による16曲を収録した2枚組のベスト盤となる。

“COSA NOSTRA SELECTION”では、FM局やクラブ界隈を席巻した数々のヒット・チューンや、CMソングやテレビドラマのオープニング曲などに多数起用され話題を呼んだ楽曲が収められるほか、“SOLO SELECTION”では、ギタリストのCharとのコラボレーション曲が含まれるなど、鈴木桃子自身による選曲でバラエティに富んだ音楽性においても一貫して彼女のボーカルとヒューマニティーが光る珠玉の作品に仕上がっている。

鈴木桃子はコーザ・ノストラ加入前の1989年に“MOMOKO”名義でのアーティスト・デビューを果たしており、今年2019年にデビュー30周年を迎え、本作は記念すべきアニバーサリーを飾るリリースとなる。
さらにそれ以前には“北代桃子”名義でアニメ『シティーハンター』に挿入歌で参加しており、今春公開の 『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』でも楽曲起用され、再び高い注目を集めているところだ。

『SONGS OF MOMOKO SUZUKI as herself and as COSA NOSTRA』スペシャルサイト

★MORE INFORMATION
鈴木桃子ウェブサイト



◆銀次のオススメ◆



太田裕美『ステキのキセキ/桜月夜』【アナログ7インチ】

品番:MHKL-17
価格:¥1,800+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

太田裕美デビュー45周年記念シングル!7インチアナログ盤で登場!
今年11月1日でデビュー45周年を迎える太田裕美。シングルとしては、35年ぶりに7インチ・アナログ盤で発売。Side 1の「ステキのキセキ」は、太田裕美作詞、前山田健一(ヒャダイン)作曲・編曲による明るくアップテンポでキャッチーなメロディーで歌詞中に太田自身の代表曲のタイトルがちりばめられた作品。太田裕美ファンにはたまらない必聴曲に仕上がっている。Side2の「桜月夜」は、太田裕美作詞作曲で、編曲は「木綿のハンカチーフ」を始め多くのシングルをアレンジした萩田光雄が久々に担当したロッカブルースで、今迄にない太田の力強い歌唱が聴きものだ。シンガー・ソングライター太田裕美の奥深さを垣間見せた作品。レジェンド・ミュージシャンによる卓越した演奏にも注目(ピアノ、ハモンド・オルガン:中西康晴/ベース:岡沢 章/ドラムス:渡嘉敷祐一/ギター:土方隆行)。いずれの曲も、太田裕美のキャリアを代表する曲として聴き継がれていくだろう渾身2曲だ。

太田裕美『ステキのキセキ/桜月夜』スペシャルサイト




放送後記

 大型連休を挟んで2週間ぶりの更新となりました。今週と来週は、鈴木桃子さんをゲストにお招きしてお送りいたします。4月24日に2枚組CD『SONGS OF MOMOKO SUZUKI as herself and as COSA NOSTRA』をリリースしたばかり。この作品はCOSA NOSTRA時代とその後のソロ作品からの楽曲33トラックをまとめたキャリア初のオール・タイム・ベスト・アルバムとなっています。今週はデビューからCOSA NOSTRA期あたりのキャリアを振り返りながら、桃子さんの音楽活動の変遷を語り合っていただきました。とりわけCOSA NOSTRAは、楽器演奏を主体としたいわゆる“バンド”とは異なる独特なスタイルを追求し、90年代の日本におけるクラブ系のサウンドを確立させた画期的なユニットだっただけに、トークもいつも以上に濃い内容となっております。じっくりお楽しみください。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2019年5月17日更新予定
第292回「SONGS OF MOMOKO SUZUKI」特集 その2
~子育てをしているからこそ、音楽活動が楽しい編~
ゲスト:鈴木桃子






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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。