ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第288回「NIAGARA CONCERT '83」特集 ~その人の声でいちばんいい響きを引き出すのを心がけてたのが大滝さん編~

会員限定

2019.4.12




◆INFORMATION◆




大滝詠一『NIAGARA CONCERT '83』

【初回生産限定盤】
品番:SRCL-11100
価格:¥6,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

【通常盤】
品番:SRCL-11103
価格:¥2,500+税
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【アナログLP】★7月24日発売!
品番:SRJL-1130
価格:¥3,500+税
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大滝詠一初のライブ盤! 初回限定盤はライブDVD含む3枚組!
大滝詠一、待望のライブアルバム「NIAGARA CONCERT '83」。これは1983年7月24日に西武球場で行われた、大滝詠一名義で出演したライブとしては結果的に最後となった「ALL NIGHT NIPPON SUPER FES '83 /ASAHI BEER LIVE JAM」の模様を完全収録したもの。全16曲。初回生産限定盤(3枚組)にはこれに加え、1970年~80年初頭にかけての数あるライブ音源の中から、オリジナルではなくオールディーズのカバー曲ばかりを集めた「EACH Sings Oldies From NIAGARA CONCERT」全17トラック。(中には、最初期の録音と思われる高校生時代、故郷岩手における予餞会での歌唱も収録)さらには、1977年に行われた「THE FIRST NIAGARA TOUR」の模様をフィルムで記録したナイアガラ初の映像作品(監督:井出情児 DVD)も含んだ全3枚組(CD2枚+DVD1枚)で、大滝詠一のライブ活動の全貌が楽しめる超豪華盤になります!!

『NIAGARA CONCERT '83』スペシャルサイト




◆銀次のオススメ◆



ジョン・メイヤー『電』【アナログ7インチ(33 1/3rpm)】

品番:SIKP-7
価格:¥1,852+税
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来日記念盤!ザ・ギタリスト、ジョン・メイヤーの磁力に熱くなる。
2007年11月8日、ロサンジェルスのノキア・シアターにて行われたライヴよりキレと表現力豊かなエレクトリック・ギター演奏をセレクトして収録したアナログEP盤。A面の「ビリーフ」はフルバンドによるパートからのセレクトで、オリジナルは『コンティニュアム』の3曲目を飾っていた、信念が内包する怖さを歌ったものでブルージーなギター・ソロが歌のトーンを支配する。B面はトリオによるパートからで1曲目の「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」はBBキングらの名演で知られるブルースの定番曲。2曲目の「カム・ホエン・アイ・コール」はシングルB面として発表されたJメイヤーのブルージーなオリジナル曲。来日記念盤、生産限定、カラー(赤)ヴァイナルでの発売。


ジョン・メイヤー『生』【アナログ7インチ(33 1/3rpm)】

品番:SIKP-8
価格:¥1,852+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

来日記念盤!ザ・ギタリスト、ジョン・メイヤーの魔力に魅せられる。
アコースティック・ライヴ・セッション『The Complete 2012 Performances Collection』からの4曲をまとめたアナログEP盤。2012年発表作『ボーン・アンド・レイズド』に収められていた曲を縦横無尽で情感豊かなアコースティック・ギター演奏を繰り広げながら歌う。ソウルフルで心地よいグルーブが魅力の「サムシング・ライク・オリヴィア」、ニール・ヤングやジョニ・ミッチェルの名前が歌詞に登場し彼らへの敬愛をにじませた「クイーン・オブ・カリフォルニア」、『ローリング・ストーン』の誌名が登場しヒーローの必要性を語る「スピーク・フォー・ミー」そして人を傷つけたことへの悔恨を歌った「シャドウ・デイズ」とシンガー・ソングライターとしての魅力を存分に発揮した歌が並ぶ。来日記念盤、生産限定、カラー(白)ヴァイナルでの発売。

ジョン・メイヤー『電』『生』スペシャルサイト




放送後記

 今週はちょっと趣向を変えて、ゲストなしで銀次さんとRIOさんのおふたりだけのトークをお届けいたします。特集するのは3月21日にリリースされた大滝詠一さんの『NIAGARA CONCERT '83』。大滝詠一さんの“ライヴ・アルバム”として、ここまでまとまった形のパッケージがリリースされるのはこれが初めてのこととなります。まさしく画期的としか言いようがない本作。ライヴ・パフォーマンスにおけるヴォーカルについてご自身どのようなで評価をしていたのか、今となっては知る術はありませんが、少なくとも本作で聴けるヴォーカルは、緻密に作り込まれたスタジオ作と比べてもまったく遜色なく感じられ、改めてそのミュージシャンシップの高さに驚かされるのは、すでに本作のお聴きの方ならおわかりいただけるところでしょう。今回はそんな「大滝詠一のヴォーカル力」といった側面を中心に、銀次さんの視点から大いに語っていただきました。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2019年4月19日更新予定
第289回「桃月庵白酒」特集 その1
~みんなが知ってる名跡は金がかかるから、誰も知らないような名前を襲名編~
ゲスト:桃月庵白酒






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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
▶Facebook

RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。