ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第277回「浪曲 玉川太福の世界」特集その2 ~侍が出てきても義理人情は変わらない編~ ゲスト:玉川太福

会員限定

2019.1.25




◆INFORMATION◆




『浪曲 玉川太福の世界 「若き日の大浦兼武」「青龍刀権次(二) 召し捕り」「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」』

品番:MHCL-2791
価格:¥2,130+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

演芸界のワンダーボーイ、玉川太福の古典浪曲集!
浪曲界の新しい風として、古典演目を継承しつつ、独自の新作浪曲にも意欲的に取り組み、ジャンルの垣根をこえて幅広く活動する若手浪曲師 玉川太福による古典浪曲集。お家芸となる「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」、落語や講談で演じられている「青龍刀権次」、出世譚の「若き日の大浦兼武」の3席を収録。声・節・タンカが作り上げる浪曲空間を体感する、太福浪曲の決定盤です。




『浪曲 玉川太福の世界 地べたの二人「おかず交換」「道案内」「配線ほどき」「湯船の二人」』

品番:MHCL-2792
価格:¥2,130+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

演芸界のワンダーボーイ、玉川太福の新作浪曲集!
浪曲界の新しい風として、古典演目を継承しつつ、独自の新作浪曲にも意欲的に取り組み、ジャンルの垣根をこえて幅広く活動する若手浪曲師 玉川太福による新作浪曲集。上司と部下の、なにげない日常を面白おかしく仕立てた「地べたの二人シリーズ」から、「おかず交換」「道案内」「配線ほどき」「湯船の二人」の4席を収録。玉川太福作による、現代の人間模様を浪花節で描いた新作浪曲をお楽しみください。

「浪曲 玉川太福の世界」スペシャルサイト

★MORE INFORMATION
玉川太福オフィシャルサイト ★リニューアルオープン!


◆銀次のオススメ◆




ボブ・ディラン『フィール・マイ・ラヴ』

品番:SICP-31227
価格:¥2,400+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ、映画『七つの会議』主題歌に!
池井戸潤原作で大ヒットを約束された映画『七つの会議』の主題歌「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」は、疲れ果て不信に満ちた者たちに癒しと力を与える愛の歌。ディランが低迷していた90年代、転機を迎えた時に生まれた美しいメロディのこのバラードは、ビリー・ジョエル、アデル、エド・シーランらを始めとして数多くのアーティストもカヴァーしている名曲だ。今作はこの歌を中心にディランの全てのキャリアからラヴ・ソングをセレクト。「ブルーにこんがらがって」「ラヴ・マイナス・ゼロ」「イフ・ナット・フォー・ユー」等の良く知られたヒット曲に止まらず隠れた愛の歌を収録した日本独自企画盤で、バレンタインにも相応しい商品となった。ボーナス・トラックには初来日から40周年を迎えた武道館ライヴからと映画の主題歌となった「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」の貴重なライヴ・テイクを収めた。監修はディランの訳詞を手掛ける中川五郎。

ボブ・ディラン『フィール・マイ・ラヴ』スペシャルサイト




放送後記

 先週に引き続き、浪曲師の玉川太福さんをゲストにお招きしました。来週末の2月2日(土)、浅草にある浪曲の定席・木馬亭にて行われる太福さんの独演会はなんとカーネーションとの共演。彼らの「夜の煙突」をテーマにした新作浪曲も披露されるそうで、そういう意味ではいずれ銀次さんとの共演も期待したくなってきますね。ぜひとも実現に向け、太福さん&銀次さんにリクエストお願いいたします。さて、今回は好評発売中のCD『浪曲 玉川太福の世界』2タイトルのうち、古典編を中心に、さらに奥深い浪曲の魅力を掘り下げていきます。音楽マニアの方も演芸好きの方も最後までじっくりとお聴きくださいませ。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。





●次回予告
2019年2月1日更新予定
第278回「黄昏のビール」特集その1
~循環コードを覚えたとき、脳みそがしびれた編~
ゲスト:山木康世






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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。