ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS
第239回『MY LIFE, POP LIFE』特集 ~まるで『火の鳥』か『フォレスト・ガンプ』か編~ ゲスト:荒野政寿さん(シンコーミュージック/『MY LIFE, POP LIFE』編集者)
2018.4.20
◆INFORMATION◆
伊藤銀次4枚組CDボックスセット、Sony Music Shop限定にて好評発売中!
『伊藤銀次 自伝 MY LIFE, POP LIFE』
A5判・248ページ
ISBN 978-4-401-64532-9
価格:¥2,000+税
詳細はこちら シンコーミュージック・エンタテイメント
日本のロック/ポップス史と寄り添ってきた45年に及ぶキャリアを総括する初の自伝!!
初めて詳しく語られる生い立ちからアマチュアバンド時代、ごまのはえ~ココナツ・バンクとシュガー・ベイブ在籍時を含む“ナイアガラ・イヤーズ”、その後のソロ活動まで全てを網羅。アレンジャー/コンポーザー/プロデューサーとして携わった作品、自身のアルバムについて語り下ろした初の自伝が登場!!
ロック・アーティストとして一線で活動を続けながら、日本のポップ・ミュージックのメインストリーム――歌謡曲~J-POPにも多大な影響を与えてきたミュージシャンの歩みが、貴重なエピソードをまじえながら詳細に語られます。
『伊藤銀次 自伝 MY LIFE, POP LIFE』発売記念トークショー&ミニライブ
■日時 2018年5月18日(金)
■時間 開場 18:30 / 開演 19:00
■会場 dues 新宿
JR新宿駅東口より徒歩2分。東京メトロ新宿三丁目A5出口より徒歩1分。
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-28-4 tel : 03-6380-6141
■イベント内容 トークショー、ミニライブ、サイン会を開催
■出演 伊藤銀次、荒野政寿(聞き手/『伊藤銀次 自伝』編集担当者)
詳細はこちら ディスクユニオン
荒野政寿(あらの まさとし)
編集者。『THE DIG』など数誌を経て、2009年から『CROSSBEAT』編集部に所属。ザ・コレクターズの書籍『ANTHOLOGY 30th Anniversary Book』、ムック『AOR AGE』などを編集。5月18日(金)にdues新宿で開催される『伊藤銀次 自伝 MY LIFE, POP LIFE』発売記念トークショーで司会を担当する。
◆銀次のオススメ◆
加藤登紀子『ゴールデン☆ベスト TOKIKO'S HISTORY』
品番:MHCL-30506
価格:¥3,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop
激動の世界と自らの半生を唄で綴る集大成ベスト・アルバム!
プラハの春、パリ五月革命等、世界の政治運動が大きな盛り上がりを見せた「1968年」から半世紀となるのを記念し、この4月よりコンサート「TOKIKO'S HISTORY~花はどこへ行った」(全国4回公演)と自伝本の発表を予定している加藤登紀子、本人監修による2枚組ベスト・アルバム。激動の世界と自らの半生を唄で綴るコンサートの演奏曲を中心に収録した、加藤登紀子の活動の集大成となる作品。
『ゴールデン☆ベスト TOKIKO'S HISTORY』スペシャルサイト
放送後記
今週は、ついに刊行された銀次さんの自伝『MY LIFE, POP LIFE』の特集をお届けいたします。ゲストにお越しいただいたのは、出版元であるシンコーミュージックの編集者、荒野政寿さん。本書の編集にあたり、およそ1年以上にわたって銀次さんに取材を重ね、膨大なインタビュー素材をこの一冊の書籍にまとめ上げた方です。この自伝のための取材を重ねたことが、当番組での銀次さんのトークにもおそらく相当大きな影響があったのではないかと思います。取材を受けることによって、自身のヒストリーを客観的に捉え直すことができるというのは、よくよく考えると普通の人ではなかなか経験できることではないですよね。ボックスセット『POP LIFE 1972-2017』とともにぜひじっくり味わっていただければと思います。
そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。
あと、今年どこかのタイミングで銀次さんがリスナーのみなさんからのリクエストにお答えして演奏しながらお送りする回、というのもやってみたいと思っております。「銀次さんにスタジオで歌ってほしい曲」をぜひお寄せいただければと思います。銀次さんの楽曲、洋邦楽の名曲など、なんでも結講です。こちらもメッセージフォームよりお送りください。…ちなみに結構リクエストが集まり始めてますので、そろそろ一度収録してみたいと思ってますのでお楽しみに。
●次回予告
2018年4月27日更新予定
第240回『ナイトライダーズ・ブルース』特集その1
~音楽的には反抗期もなかった編~
ゲスト:高田漣
伊藤銀次のPOP FILE RETURNSへのご意見、ご希望
出演者プロフィール
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
▶Facebook
RIO(リオ)
●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト
アーカイブ配信 パーソナリティ紹介
土橋一夫(どばし かずお)
●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。