ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第236回 ザ・リターン・オブ・「音楽プロデューサー」特集その1 ~東芝は「恋」が好きでソニーは「愛」が好き編~ ゲスト:高久光雄さん(音楽プロデューサー)

会員限定

2018.3.30




◆INFORMATION◆


ラジ『GOLDEN☆BEST ラジ ALL TIME SELECTION』

品番:MHCL-30490
価格:¥3,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

シティ・ポップの歌姫ラジ、オールタイム・ベスト・コレクション発売!
透明感溢れる歌声と洗練されたサウンド!シティ・ポップの歌姫ラジの7枚のオリジナル・アルバムから厳選した珠玉の名曲集。名エンジニア吉田保マスタリング音源による高品質Blu-spec CD2仕様。CD2枚組35曲収録。解説:金澤寿和

高久光雄(たかく みつお)
1946年生まれ。大学卒業後、日本コロムビアに入社、エイプリル・フールなどの制作を担当する。のちにソニーミュージックに移り、ディレクターとしてミシェル・ポルナレフ、矢沢永吉、南佳孝、ラジなどを担当し、数多くのヒットを飛ばしている。ソニーミュージック退社後はキティMME、ユニバーサルインターナショナル、ドリーミュージックなどの社長を歴任した。


◆銀次のオススメ◆




シリア・ポール『夢で逢えたらVOX』

品番:SRJL-1112
価格:¥20,000+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

シリア・ポール40周年記念の豪華VOX 完全生産限定で発売!
1977年にリリースされたこのアルバムはロングセラーを続けていたが、97年の20周年盤のリイシュー以降入手困難になっていた。だが、今年40周年を迎えるにあたり装いも新たにLP2枚、EP2枚、CD4枚という豪華仕様のボックスセットでの発売である。
このボックスの概要は、生前プロデューサーの大瀧詠一が異なるスタジオでミックスダウンした3つのマスターテープを軸に、シングルver、ライブ音源、アウトテイク、プロモ盤、カラオケ、CM音源ほか未発表音源をこれでもかと収録した究極のコレクターズ仕様。音源は全て最新マスタリングが施され、加えてシリア・ポールの近況や綿密な取材に基づいて構成された原稿、未公開写真も含む全40P(予)ブックレット付。アナログ盤はすべてロンドン、メトロポリススタジオにおける最新ハーフスピードカッティングマスターを使用した180g重量盤仕様。嬉しいことにNIAGARA 45RPM VOXに未収録の『夢で逢えたら』アナログシングル、プロモシングルも収録されることに。40年の時を超え「夢で逢えたら」セッションの全貌が全て刻み込まれた、ナイアガラ史上究極のボックスセットの登場である。

『EIICHI OHTAKI Song Book ? 大瀧詠一作品集Vol.3 「夢で逢えたら」(1976~2018)』

品番:SRCL-9693
価格:¥3,980+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

『夢で逢えたら』完全収録を試みた前代未聞のコンピレーションアルバム
レコード会社レーベルの壁を取り払って、古今東西に存在する永遠のスタンダード曲『夢で逢えたら』1楽曲だけにスポットを当て、オリジナル及びカヴァー作品の完全収録を試みた前代未聞のコンピレーションアルバム!

『夢で逢えたらVOX』スペシャルサイト



放送後記

 今週と来週は音楽プロデューサー、ディレクターとして数多くの名盤を世に送り出してきた高久光雄さんをゲストにお招きしてお送りいたします。小坂忠、細野晴臣、松本隆らが在籍したバンド、エイプリル・フールに始まり、ソニー時代は矢沢永吉、南佳孝などで多くのヒット曲に関わったほか、ミッシェル・ポルナレフなどの洋楽(「シェリーに口づけ」の邦題は高久さんの手によるもの)も幅広く手がけてきました。近年はレコード会社の経営者、レコード協会の監事を務めるなど、音楽業界の発展に長く貢献してきたことでも知られます。今回は高久さんが手がけられたラジの『GOLDEN☆BEST ラジ ALL TIME SELECTION』がリリースされたばかりということで、ラジさんに始まるシティ・ポップについて、当事者ならではの視点から銀次さんとともに掘り下げていきたいと思います。貴重なエピソード満載ですので、じっくりお楽しみください。

 そして、番組ではみなさまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、ご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でも結構です。どしどしお寄せください! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。

 あと、今年どこかのタイミングで銀次さんがリスナーのみなさんからのリクエストにお答えして演奏しながらお送りする回、というのもやってみたいと思っております。「銀次さんにスタジオで歌ってほしい曲」をぜひお寄せいただければと思います。銀次さんの楽曲、洋邦楽の名曲など、なんでも結講です。こちらもメッセージフォームよりお送りください。


伊藤銀次4枚組CDボックスセット、Sony Music Shop限定にて好評発売中!

第236回 ザ・リターン・オブ・「音楽プロデューサー」特集その1 ~東芝は「恋」が好きでソニーは「愛」が好き編~ ゲスト:高久光雄さん(音楽プロデューサー)





●次回予告
2018年4月6日更新予定
第237回 ザ・リターン・オブ・「音楽プロデューサー」特集その2
~当たれば1000点でも10000点でも取れる編~
ゲスト:高久光雄さん(音楽プロデューサー)






伊藤銀次のPOP FILE RETURNSへのご意見、ご希望

●ご意見・ご希望

●お住まいの都道府県

●ご年齢

●性別

●ラジオネーム(任意のニックネーム)

出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
▶Facebook

RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。