ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第34回「GET HAPPY」特集その2~自分なりに何か足しましょう編~

会員限定

2013.12.13




第34回「GET HAPPY」放送後記 from 土橋一夫

「POP FILE RETURNS」第34回放送、お楽しみ頂けましたか?

今回も引き続き東芝EMIイヤーズの1986年7月23日にリリースされたアルバム『GET HAPPY』の話題をお届け致しました。

冒頭での銀次さんの発言に「イギリスでは既に新たなソウル・ミュージック的な流れが見えてきていた」という主旨のものがありましたが、この辺りからも常に海外の音楽へアンテナを張り、その時々の世界的な音楽の方向性にも気を配っていたという、以前から変わらない銀次さんの特徴が現れていたと思います。

それにシモンズを叩きながら歌っていた当時の「ダンスの雨に打たれて」のライヴ音源、これも今では考えられないかも知れませんが、イギリスを意識して影響を受けた銀次さんならではのパフォーマンスでした。

それからアリフ・マーディンの逸話や、そこから窺い知れるアナログと打ち込みレコーディングの違い、「フラッシュ・イン・ザ・ダーク」を元々は吉川晃司さんに提供したときの話などなど、今回もこの番組ならではのトーク満載でした。

特に佐野元春さんを通じて紹介されたラップなどのストリート・ミュージックがまだ日本において定着していない1980年代中期から後期にかけての話は、今となっては本当に貴重なものでした。

新たなクリエイター達がどんどん登場し、シーンが大きく変わりつつあったこの時期を象徴する証言だったと思います。

そして番組はPSY・Sの松浦雅也さんのことから、ゲーム・ミュージックの話へ移り、「MOTHER」に影響を受けた話も。

今回の話の肝は、やはり作り手と受け手(楽しむ側)の意識の違いだったと思います。

今回の放送は、特に若いクリエイター、ミュージシャンには是非聴いてもらいたいと思います。

さて「POP FILE RETURNS」では皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。

是非番組ホームページの「投稿フォーム」からお寄せ下さい。

それから過去の放送の再配信も期間限定ですがスタートしておりますので、是非チェックしてみて下さい(スマートフォンにも対応致しております)。

それでは第35回の放送をどうぞお楽しみに。





伊藤銀次のPOP FILE RETURNSへのご意見、ご希望

●ご意見・ご希望

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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。