ラジオ|アーカイヴ配信|伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第101回「佐野元春35周年」特集その2~「ガラジェネ」「サムデイ」誕生秘話編~
ゲスト:佐野元春

会員限定

2015.4.10




放送後記 from 能地祐子
 前回、めでたく100回目を迎えた伊藤銀次の 『POP FILE RETURNS』。佐野元春さんをお招きしてのスペシャル・トーク・セッション、おかげさまで大反響いただいております。銀次さんと佐野さんが会話している時の、この雰囲気! この幸せな空気感をお届けできたこと、リスナーのみなさんへの何よりの感謝のプレゼントになったのではないかと思っています。ラジオなので映像は伝えられませんが、お二人が笑いながら語らっている様子が目に浮かぶようだというお便りもたくさんいただきました。ということで、101回目となる今回も引き続き佐野さんにご登場いただきました。


 さて、前回は佐野さんの35周年にまつわるあれやこれやを伺いましたが(どうやら、リラックスした雰囲気の中でついつい話してしまった計画もあった模様)。今週はちょっと時代を巻き戻して、デビュー当時のお話をたっぷりと。佐野さんと銀次さんとの出会い、一緒に作ったアルバム、ツアーの思い出、そして「サムデイ」誕生にまつわる秘話……と、元春&銀次コンビを愛する音楽ファンなら誰もが聞きたいエピソード満載でお送りします。おふたりの出会いについて訊ねた時に「話せば長い話!」と思わせぶりに答える佐野さんと、笑いながらうなずいていた銀次さんの表情がとても印象的でした。本当に、頼れる兄とやんちゃな弟って感じ。でも、年上の銀次さんも、佐野さんと出会ったことが人生の大きなきっかけを作ってくれたとか。そんなお話も印象深かったです。80年代という混沌の時代を走り抜けてきた二人の物語、じっくりお楽しみください。


 《銀次のオススメ》、オープニングでは今回も何やら粋な下町っ子が'目利きのオヤジ'銀次大将を訪ねてきました。みなさん、もちろんお気づきですよね?(笑)オーダーメイド・ファクトリーにまつわる話題をお届けしましたが、佐野さんも大好きだという雪村いづみさんのライブ・アルバムの再エントリー!期待しちゃいますね。


 今週は、担当者もびっくりするほどたくさんのメッセージいただきました。100回を迎えたお祝いや、佐野さんと銀次さんのトークへのご感想、今後に向けての応援のお言葉などなど。本当にありがとうございます。いつも聞いてくださっているけれど、100回の節目に初めてメッセージ送りますという方も多かったです。ネットラジオというメディアはまだまだ認知度も高くないのに、本当にたくさんの方が毎週楽しみに聞いてくださっているとのこと。今週の感想もぜひ、お聞かせくださいね。今回、まったくもって情報量多すぎの内容ですが(笑)、印象に残ったエピソードなども教えてください。そして、よかったら「こんな楽しい番組があるよ」と、お友達にもご紹介いただけたらありがたいです! 今後もますますいい番組を作っていけるように銀次さん・スタッフ一同頑張りますので応援よろしくお願いいたします。


 さてさて。ここのところゲストの顔ぶれがテレフォン・ショッキングのようにつながり続けていますが、次回はTHE HOBO KING BANDのギタリストでもある佐橋佳幸さんをお迎えします。ご存じのように、待望の第一子・お嬢さんが誕生されたばかりの佐橋さん。すっかりデレデレ、とろける新米パパぶり全開の幸せトークを聞いちゃいます。あ、もちろん本題は音楽の話ですけどね(笑)。どうぞお楽しみに。




次回2015年4月17日更新予定
第102回「ギタリスト 佐橋佳幸」特集その1~オムツ替えてて遅刻しました編~
ゲスト:佐橋佳幸



伊藤銀次のPOP FILE RETURNSへのご意見、ご希望

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出演者プロフィール

伊藤銀次

伊藤銀次(いとう ぎんじ)

●1950年12月24日、大阪府生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
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RIO

RIO(リオ)

●1974年三重県津市生まれ。
アートが好きな父親の影響を受け、3歳から地元の作家 大浦峰郎氏 のもとで水彩画や工作、油彩を学び、次第に画家を志すようになる。
1989 年、本格的に絵画を学ぶ為、中学卒業後単身渡米、アメリカの芸術高校、芸術大学を経て1995年帰国。
1998年 趣味で友人たちと組んたバンドで歌っていたところを、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、突如ラジオDJ としてデビューする。
1999年~2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経験後、FM大阪でレギュラー番組、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝しレギュラー番組を獲得など、音楽好きがこうじてデビュー直後から次々と番組が決まる。
その後、大阪を中心にFM大阪、FM802(大阪)、ZIP-FM(名古屋)、東京FM系列全国ネットなどで15年以上にわたりレギュラー番組を担当、テレビ番組出演や、イベントMC、CM・番組ナレーションなど仕事の幅は広がり、多忙を極める。
タレントとしての仕事がどんどん増える一方、忙しくて満足に筆を持つことすらできない状況に悩み続ける。
そして2014年、画家としての活動に専念するため、関西の主要レギュラー番組を全て辞め、FM大阪の30分間の収録番組だけを持って上京。
その後インターナショナルアートフェスティバルファイナリストとしてニューヨークで作品が展示されるなど、鮮やかな色遣いと、優美で繊細な線、独特な感性から生み出される作品は国内外で高く評価される。
また、一度は手放してしまった声の仕事も、依頼が後をたたず、東京のラジオ局でのDJの他、海外のラグジュアリーコスメブランドのCMナレーションや、国内を代表するアーティストのPVナレーションを担当するなど精力的に活動。
現在は東京で画家RIO UMEZAWAとして国内外で活躍しながら、ラジオDJやイベントMC、ナレーションの仕事も続け、コミュニケーション・話し方講師、アートセラピストとしても活動を続けている。
▶オフィシャルサイト

アーカイブ配信 パーソナリティ紹介

土橋一夫(どばし かずお)

●テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。

能地祐子(のうじ ゆうこ)

●東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。