2022年4月号|特集 『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』

【Part4】ホイチョイ・プロダクションズ代表 馬場康夫 ~私を’82年に連れてって~「生まれ変わったらどの時代に行きたいかって言われたら、僕は間違いなく“この時代“」。

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インタビュー

2022.4.25

インタビュー・文/栗本斉[otonano編集部]写真/島田香


「生まれ変わったらどの時代に行きたいかって言われたら、僕は間違いなく“この時代”なんです。具体的にいうと、’82年よりも少し前の’80年から’81年。少し前に遊びのビッグバンが起こった歴史的な時期でもあるし」(馬場康夫)


――(【Part3】からの続き)馬場さんは『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』が生まれた1982年は、どのように過ごされていたのですか。

馬場康夫 『気まぐれコンセプト』が始まったのが’81年、『見栄講座』が’83年という流れがあるので、その間ですね。




馬場康夫(ばば・やすお)

●株式会社ホイチョイ・プロダクションズ代表。1954年8月13日生まれ。東京都出身。成蹊学園在学中に仲間と「ホイチョイ・プロダクションズ」を設立し、’81年から『ビッグコミックスピリッツ』で4コマ漫画『気まぐれコンセプト』を連載。’87年、映画『私をスキーに連れてって』で初監督を務め、続く『彼女が水着にきがえたら』(’89年)、『波の数だけ抱きしめて』(’91年)の“ホイチョイ3部作“で若者カルチャーの一端を担う。『メッセンジャー』(’99年)、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(’07年)も劇場ヒット。出版、広告、テレビ、企画、脚本家として幅広く活躍中。