2022年4月号|特集 『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』

【Part3】ホイチョイ・プロダクションズ代表 馬場康夫 ~私を’82年に連れてって~「資生堂とカネボウのCM世界観が80年代の都市化を推し進めた」。

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インタビュー

2022.4.18

インタビュー・文/栗本斉[otonano編集部]写真/島田香


「<A面で恋をして>は、資生堂のキャンペーン・ソングだったよね。松田聖子の役割もそうだけれど、資生堂とカネボウが世の中の流行を作っている時代があった」(馬場康夫)


――(【Part2】からの続き)ところで馬場さんは、大滝詠一さんをどのようにとらえていたんですか。

馬場康夫 『A LONG VACATION』はもちろん聴いていたし、アルバムも持っていた。永井博のイラストだよね。擦り切れるほど聴いたかというと、そういうわけではないけれど、その頃の今でいうシティポップみたいな音楽のひとつとして聴いていた感覚かもしれない。




馬場康夫(ばば・やすお)

●株式会社ホイチョイ・プロダクションズ代表。1954年8月13日生まれ。東京都出身。成蹊学園在学中に仲間と「ホイチョイ・プロダクションズ」を設立し、’81年から『ビッグコミックスピリッツ』で4コマ漫画『気まぐれコンセプト』を連載。’87年、映画『私をスキーに連れてって』で初監督を務め、続く『彼女が水着にきがえたら』(’89年)、『波の数だけ抱きしめて』(’91年)の“ホイチョイ3部作“で若者カルチャーの一端を担う。『メッセンジャー』(’99年)、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(’07年)も劇場ヒット。出版、広告、テレビ、企画、脚本家として幅広く活躍中。