2026年9月号|特集 Chara
【Part4】Charaスペシャル・ロングインタビュー
インタビュー
2026.9.24
インタビュー・文/内本順一

(【Part3】からの続き)
ひとりひとりのいろんな思いを背負って私は活動しているんだな、やめられないなと思った。
── ’17年にはメジャーでの15作目『Sympathy』を発売。ご長男の緋美さんも制作に参加されていましたね。
Chara 英詞でね。「Funk」という私のセルフプロデュース曲があって、緋美は英語ができるから私の言葉を通訳してもらって書いたの。

Chara
『Sympathy』
2017年7月19日発売
── Kan Sanoさん、(水曜日のカンパネラの)ケンモチヒデフミさん、(韻シストの)BASIさん、(くるりの)岸田繁さんら、Charaさんと共鳴したミュージシャンの方々が多数参加した多彩なアルバムでした。でも、メロウなムードが漂う曲も少なくなかった。この頃はどんなモードだったんですか?
Chara 父親の死もあったし、言えないけどほかにも家族のこととか実生活でいろいろあって。人生っていろいろあるんだな、っていう。父親のちっちゃい仏壇がうちにあるんだけど、それを私は“小さなお家”と呼んでいて。ボーナストラック扱いで最後に収めた「小さなお家」はそのことを歌ったものなんです。
── そういった“いろいろ”がこのアルバムに影を落としていた。
Chara そう思う。それを乗り越えようとしていたアルバムというか。
── ある意味、自分自身のセラピーのようなアルバムだったんですね。

●Chara (チャラ)
1991年9月21日、エピック・レコードよりシングル「Heaven」でデビューを果たしたシンガーソングライター。オリジナリティ溢れる楽曲と独特な存在感により人気を得て、1992年の2ndアルバム『SOUL KISS』では日本レコード大賞ポップ/ロック部門のアルバム・ニューアーティスト賞を受賞。1996年、俳優として出演した岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』が公開され、劇中バンドYEN TOWN BANDのヴォーカルとして参加。主題歌「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」はオリコン1位の大ヒットとなり、1997年の5thアルバム『Junior Sweet』もオリコン1位のミリオンセラーを記録。収録シングル「やさしい気持ち」も大ヒットとなり、今なお多くのリスナーから支持されている。Charaのファッションやライフスタイルに共感するファンも多く、新しい女性像として人気を博すとともに、自身の音楽活動においては各時代を担う気鋭のアーティストやクリエイターとのコラボレーション作品や活動が多いことでも知られ、デビューより一貫して拘りの音楽的探求を続けている。2025年には自身選曲によるラブソング・ベストアルバム『The Love Songs of Chara “Lush Life”』を発表。2026年7月16日にデジタル・シングル「Adorable」を配信リリースし、9月にはデビュー満35周年を迎える。
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インタビュー
2026.9.15