2026年7月号|特集 渡辺美里
④ribbon|渡辺美里 全オリジナル・アルバム
レビュー
2026.7.6
文/油納将志

渡辺美里
『ribbon』
1988年5月28日発売
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01. センチメンタル カンガルー
02. 恋したっていいじゃない
03. さくらの花の咲くころに
04. Believe(Remix Version)
05. シャララ
06. 19才の秘かな欲望(The Lover Soul Version)
07. 彼女の彼
08. ぼくでなくっちゃ
09. Tokyo Calling
10. 悲しいね(Remix Version)
言葉と旋律で物語を語る術を確実に磨き続けた4th
『BREATH』で自らの内面と正面から向き合った渡辺美里が、この4作目でその成果を惜しみなく解き放った。本作は、当時のキャッチコピー“戦後最大のポップアルバム”を誇張と切り捨てられない説得力を持つ、渡辺美里というアーティストのひとつの到達点だ。週間チャートで1位を獲得し、同チャートの年間順位でも3位という輝かしい記録を刻んだ本作は、前作で確立した全曲作詞というスタイルをさらに深化させながら、より開放的でポップなサウンドへと舵を切っている。
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