2026年5月号|特集 PUFFY

【Part4】PUFFYスペシャル・ロングインタビュー

会員限定

インタビュー

2026.5.26

インタビュー・文/大谷隆之


【Part3】からの続き)

変にアレンジをいじったりせず、ちゃんと当時の感じを再現したいなと、強く感じるようになりました。(吉村由美)


── せっかくなので海外での活動についても聞かせてください。’00年3月、お2人は「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」に出演されます。テキサス州オースティンで毎年開催される世界最大のショーケースイベントですが、最初はどんな印象でしたか?

大貫亜美 楽しかったですよー。小さめのライヴカフェっぽい場所で歌ったんですけれど。自分たちが知らなかった世界だったので、すごく刺激をもらいました。

吉村由美 アメリカのお客さんにも喜んでもらえたしね。私たち以外にも、日本から何組かバンドが参加されていて。

── 「an evening with JAPAN NOT FOR SALE allstars」という催しですね。同年リリースされた『CLIPS』というPUFFYのクリップ集に、当日のライヴ映像が収録されていまして。オープニング曲の「ジェット警察」から会場が大盛り上がりになっているのがわかります。
SXSWにはどういった経緯で参加されたんですか?


大貫亜美 えーと……曲が向こうのカレッジチャートに入ったんだっけ?

吉村由美 いや、SXSW出演が先だと思うよ。詳しい流れはわからないけど、たぶん日本のスタッフと現地のソニーミュージックの方々が話し合って。SXSWの運営や地元ラジオ局にCDを渡してくれて、いろいろ下地を作ってくださったんじゃないかと。私たち自身、行けるものならぜひ行ってみたかったですし。

大貫亜美 20代後半に入って、ちょうど新しいことに挑戦したかった時期でしたしね。断る理由は1つもなかった(笑)。実際、あのSXSW出演をきっかけに、アメリカでの活動が増えていったんです。

── ’02年5月には4th.アルバム『SPIKE』(日本では’00年10月リリース)と海外編集のベスト盤がアメリカのインディーズレーベルから発売され、カレッジチャートにランクインします。その年の7月からはいよいよ北米ツアーもスタートして。




●PUFFY (パフィー)
大貫亜美と吉村由美の2人組。1996年、奥田民生プロデュースによるシングル「アジアの純真」でPUFFYとしてデビュー。その後、「これが私の生きる道」「サーキットの娘」「渚にまつわるエトセトラ」etc と次々にヒットを連発。全米NO.1アニメチャンネルである「カートゥーン・ネットワーク」にて、彼女たちを主人公にしたアニメ番組「ハイ!ハイ! パフィー・アミユミ」が世界110カ国以上で放送されるなど、日本のポップ・アイコンとして、世界を舞台に活動中。

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