2026年5月号|特集 PUFFY
❹MOTHER|LP『30th Anniversary』全曲解説
スペシャル
2026.5.11
文/池上尚志

MOTHER
作詞・作曲・編曲:奥田民生
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5枚目のシングルで、ウルフルズのトータス松本が書いた「ネホリーナハホリーナ」とのカップリングでリリースされた。セカンド・アルバム『JET CD』(’98年)からのシングル・カットという形となる。オリコンで最高5位。やはり民生が楽曲提供とプロデュースを担当したダウンタウンの浜田雅功のシングル「春はまだか」(’97年)と同日発売。
『JET CD』ではアルバムの最後に収録されているように、諸行無常を感じさせる全てを包摂するかのような壮大で深遠な世界観を持った歌詞が特徴だ。自然の中で自分を取り戻そうとしているかのような歌詞は、当時、あまりにも忙しかったであろう民生やPUFFYの二人の現実逃避的な願望が表れているようでもある。「MOTHER」というタイトルがどこからきたのかはっきりしないが、〈あの空〉〈あの海〉〈大きな太陽〉などの言葉の前に“母なる”と付けたらどうだろうと想像してみる。
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