2026年4月号|特集 ナイアガラ2026

【Part2】[Blu-ray Disc]1976 Original Dohji Fuefuki Mix + Rarities|NIAGARA TRIANGLE Vol.1 VOX Blu-ray音質検証

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スペシャル

2026.4.10

検証・文/山本浩司  写真/島田香


(【Part1】からの続き)

50周年記念ボックス『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 VOX』の音質検証、第2回からはBlu-rayに収められた3枚のアルバムのハイレゾマスタリング音源を取り上げる。まず『1976 Original Dohji Fuefuki Mix + Rarities』は、笛吹銅次(大滝詠一)による1976年のオリジナル・ミックスを最新リマスターで甦らせた決定盤だ。未発表音源2曲を含む7曲のボーナス・トラックも充実。オーディオ評論家の山本浩司が、その音質を2006年リマスター盤と徹底比較する。

オリジナル・ミックスを最新技術で甦らせる


 今回は“1976"。これは笛吹銅次(大滝詠一)による1976年のオリジナル・ミックスを元に最新リマスターを施した2026年版ということになる。曲順もオリジナル盤と同一だ。ちなみに同時発売された完全生産限定盤のアナログ・レコードやCD+DVDの2枚組通常盤も、同じ音源のミックスが用いられている。

 ボーナス・トラックは全7曲。注目したいのは「幸せにさよなら(シングル・バージョン)feat. 山下達郎 伊藤銀次 大滝詠一」。伊藤、山下、大滝がヴォーカルをリレーするアルバム版とはまったくの別ヴァージョンで、これは楽しい。加えてノリのよいシャッフル・ビートの「真室川ソウル」「日射病(Bathroom Version)」という未発表音源2曲が収録されている。




山本浩司 (やまもと・こうじ)

月刊『HiVi』、季刊『ホームシアター』の編集長を経て、2006年よりフリーランスのオーディオ評論家に。リスニング環境はオクターブ(ドイツ)のプリJubilee Preと管球式パワーアンプMRE220の組合せで、38cmウーファーを搭載したJBL(米国)のホーン型スピーカーK2S9900で再生している。ハイレゾ再生にエバーソロDMP-A10、アナログプレーヤーにリンKLIMAX LP12を愛用中。



山下達郎・伊藤銀次・大滝詠一『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 50th Anniversary Edition』Trailer Part2


NIAGARA TRIANGLE 「パレード」 オフィシャル・トレーラー