2026年4月号|特集 ナイアガラ2026
【Part2】渡辺満里奈スペシャル・ロング・インタビュー|渡辺満里奈が語る『Ring-a-Bell』
インタビュー
2026.4.8
インタビュー・文/油納将志 写真/山本佳代子

(【Part1】からの続き)
||雑談から生まれるナイアガラ流アンサンブル||
── アニメ『ちびまる子ちゃん』の主題歌として「うれしい予感」がリリースされた後、いよいよミニ・アルバム『Ring-a-Bell』の制作へと進んでいくわけですが、大瀧さんに「アルバムをプロデュースしてください!」とお願いしたのは満里奈さんご自身だったそうですね。
渡辺満里奈 はい(笑)。一緒にご飯を食べに行ったり、いろんなお話をする中で、多分私がすごく図々しく「アルバム作ってくださいよ!」ってノリで言ったんだと思うんです。私がどれだけナイアガラが好きだったか、はっぴいえんどや金延幸子さんが好きだという話をしていて。なんで引き受けてくださることになったのかは分からないんですけど、やっぱりやっていただけるとなった時はすごく嬉しかったです。
── とはいえ、当時の大瀧さんにとって、このアルバムを丸ごとプロデュースするというのは大変な決断だったのでは? 作曲は「うれしい予感」の1曲のみですが、実質的にはアルバム全体の“総監督”という立ち位置でしたよね。
渡辺満里奈 そうですね。大瀧さんにとっては、ちょっとリハビリみたいな感じだったのかなって勝手に思っているんですけど(笑)。「うれしい予感」で1回動いたから、そこで止まってまた動かすのは大変だろうけど、私がぽっと背中を押したからまた動いた、みたいなタイミングもあったのかもしれません。
渡辺満里奈「うれしい予感」1995年(オフィシャルMV)
── 当時の大瀧詠一さんといえば、’84年の『EACH TIME』以降、ご自身のソロ名義でのリリースがなく、プロデュース・ワークも含めてその動向が謎に包まれていた時期です。そんな大瀧さんが誰かのアルバムを丸ごとプロデュースするというのは、音楽業界にとっては本当に「大事件」だったんですが、当時の満里奈さんはその重大さをどのように受け止めていましたか?

渡辺満里奈 (わたなべ・まりな)
1970年11月18日生まれ・東京都出身。1986年 CX『夕やけニャンニャン』(おニャン子クラブ会員番号36番)」で芸能活動開始。同年10月8日 「深呼吸して」でソロデビュー。おニャン子クラブ解散後は清潔感あふれる明るいキャラクターを活かしテレビ・CM・雑誌などで活躍。台湾やピラティスをいち早く紹介するなど女性からも注目される。食や手芸を題材にしたナチュラルなライフスタイルを綴る書籍の評価も高く、昨年5月に発売した「更年期」の不調や不安を素直な文章で綴ったフォトエッセイ「不機嫌ばかりな私たち」(講談社)も話題に。
2005年、お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤氏と結婚。2007年、長男出産、2010年、長女を出産し現在2児の母。
2017年、デビュー30周年の記念企画盤として自信がセレクトした30曲を集めたCD『MY FAVOURITE POP』(ソニーミュージック)を発売。
【レギュラー番組】
TV■TBS系『ひるおび』隔週月曜 10:25~11:30
Radio■ニッポン放送『オールナイトニッポン MUSIC10』毎週木曜 22:00~23:50
Official Website : https://www.marina-watanabe.com/
https://x.com/marina_w1970
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