2026年3月号|特集 日本シンセサイザー音楽の曙
【Part3】マイカ・ルブテが語るシンセサイザーの魅力
インタビュー
2026.3.19
インタビュー・文/國崎晋 写真/山本佳代子

(【Part2】からの続き)
自分の音楽はたゆたうというよりも、あっという間に終わっていくっていうものだと思っています。
── シンセ遍歴を尋ねてきましたが、プレイヤー的な見方というか、マイカさんに影響を与えたシンセサイザー奏者ってどんな人がいるんでしょう?
マイカ・ルブテ あまりそういうところがないまま始まっているんですけど、強いて挙げるならローリー・アンダーソンですかね。
── すごい名前が挙がりましたね! どういうきっかけでローリー・アンダーソンを知ったんですか?
マイカ・ルブテ YouTubeです。「オー!スーパーマン」っていう曲のミュージックビデオを見て、この人、昔の人なのに未来にいる人みたいだって感じたんですよ。すごくミステリアスなんだけど、何か包容力があるっていうか曲に温かみがあるんです。
── 音楽だけでなくアートの分野でも活躍されている方ですが、ポップな表現が得意ですよね。
マイカ・ルブテ そうですね、シンセの使い方だけでなく、彼女のパフォーマンスもすごく勉強になりました。影響を受けたというより、ある種、憧れの人ですね。あ、でも、憧れっていう意味での一番はシンセ弾きは由美子さんですね!
── バッファロー・ドーターの大野由美子さん?

●マイカ・ルブテ (Maika Loubté)
音楽家。幼少期から十代までを日本・パリ・香港で過ごし、クラシックピアノを学ぶ。現在は東京を拠点に活動をしている。音大在学中にビンテージアナログシンセサイザーと出会い、電子音楽の世界に魅了される。現在もエレクトロニックミュージックを基軸に、ジャンルを超えた音楽制作に取り組んでいる。
自身の作品リリースに加え、多数のアーティストのライブやレコーディングに参加。 プロデューサー、リミキサーとしても活動する。2026年3月現在開催中の「攻殻機動隊展」の空間音楽や、Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W、23区、ランドリン、Google、GMOなど多様なブランドや企画の音楽制作も手がける。その他、アニメ『キャロル&チューズデイ』(渡辺信一郎監督)への楽曲提供や、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(坂元裕二脚本)では歌唱参加を果たすなど、映像作品との親和性においても注目を集めている。
2020年発売のシングル「Show Me How」がMAZDA MX-30のTVCMに起用され、本人も出演した。2021年にアルバム『Lucid Dreaming』をリリースし、翌2022年にはSpotifyのEQUALプログラムに選出、ニューヨーク・タイムズスクエアのビルボードに登場。その他、SUMMER SONICや朝霧JAMなどの国内の大型フェスへも出演。世界中のアーティストとのコラボレーションや海外でのライブツアーも行う。
映画音楽やCM音楽、楽曲提供、サウンドプロデュース、リミックス、DJ、日・仏・英語での歌唱提供、ナレーションなど多角的に活動中。2026年4月1日には最新アルバム『House of Holy Banana』をリリース予定。
https://www.maikaloubte.com/
@maika_loubte
@maika_loubte
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@MaikaLoubté
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