2026年1月号|特集 ガールズ・ロック

【Part3】白井貴子スペシャル・ロングインタビュー

会員限定

インタビュー

2026.1.23

インタビュー・文/大谷隆之 写真/山本佳代子


【Part2】からの続き)

80年代に憧れていた理想のバンドが、ここにきてようやく実現した感じですね。


── 資料では、初ライヴは’81年12月7日となっています。場所は新宿のライヴハウス「ルイード」。

白井貴子 そっか、じゃあファーストアルバムが出た少し後ですね。ルイードにはデビュー以降、毎月出ていました。さっき、レコーディングは戸惑ってばかりだったってお話ししましたが、でもライヴでは、不思議と最初から自分を出せたんですよね。細かいことは忘れちゃっているけど、ルイードの熱気は肌で覚えています。口コミでお客さんが増えてくると、こっちもノッてきちゃって。ある時期からは客席のテーブルに飛び乗って歌っていました。そうすると、最前列に陣取った女の子たちがそれを支えてくれてね。

── へええ、それはスタッフさんですか?

白井貴子 ううん、ファンのみんなです。そうやっていつも応援してくれるファンの子たちがいたんです。スタッフとも自然と仲よくなって。毎月毎月、回を重ねる中、家族のように仲良しになっていきました。

── 時期は少し前後しますが、デビューの前には佐野元春さんのライヴにもコーラスで参加されていますよね。あれはどういった経緯で?




●白井貴子 (しらい・たかこ)
シンガーソングライター。1984年「Chance!」のヒットを機に「渋谷ライブイン10DAYs」「西武球場ライブ」を成功させ「ロックの女王」と呼ばれ、女性ロックの先駆者的存在となる。1988年、ロンドンに移住。帰国後、ロンドンでの自然豊な生活をきっかけにエコロジックな生活を実践すると共に音楽活動再開。2016年フォーククルセダーズの北山修氏から「次世代に北山修作品を歌い継ぐ歌手」に抜擢され、北山氏との共作3曲を含むアルバム『涙河 白井貴子「北山修/きたやまおさむ」を歌う』をリリース。2019年京都佛立ミュージアムにて初個展「母 TSUNAGU 未来展」開催。2022年「NEXT GATE 2022」初配信。2023年長年、難病の母を介護し、看取り〜葬儀までを家で執り行った体験を綴った初執筆本『ありがとう Mama』を母の故郷「豊中」にて「母の日」に出版。楽曲「Mama」とMVも配信。2023年11月1日、1985年発売の大ヒットアルバム、白井貴子&THE CRAZY BOYS『FLOWER POWER』のアナログレコードが38年の時を経て復刻リリース!2026年1月7日1986年発表の通算6枚目、白井貴子&CRAZY BOYS名義となって2枚目のアルバム『Raspberry Kick』を当時の【未発表ライブ音源(ジャパンエイドのPRイベントととして全英に放送された渋谷でのライブ)7曲をボーナストラックとして収録し、復刻発売。2026年1月24日Zepp Yokohamaにて白井貴子&THE CRAZY BOY『Raspberry Kick再現ライブ&SDGsカーニバル』ライブ開催。90年代の楽曲も次々配信スタート!2026年11月1日にデビュー45周年を迎える。神奈川県環境大使・GREEN×EXPO 2027応援団長に就任。

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白井貴子の名盤アルバム『Raspberry Kick』が2026年1月に復刻!