2025年12月号|特集 佐野元春 CHRISTMAS TIME IN BLUE
【Part4】45周年アニバーサリー・ツアーのファイナルと、続く未来|佐野元春 45th Anniversary Year ドキュメント2025
解説
2025.12.19
文/森朋之

(【Part3】からの続き)
最高を更新しながら、佐野元春は既に“次”に向かって進み始めている──
45周年アニバーサリー・ツアーのファイナル公演。その舞台は横浜BUNTAIだった。
2020年に閉館した横浜文化体育館の跡地に、2024年4月に開場された同会場。関内駅、伊勢佐木長者町駅からほど近いこの場所で佐野元春がコンサートを行うのは、〈Visitors Tour〉(’84年10月~’85年5月)以来、じつに40年ぶりだ。
佐野元春にとって横浜は、とても深い縁がある土地だ。
デビューアルバム『BACK TO THE STREET』のフロント・カヴァーが撮影されたのは、当時、神奈川県民ホールの裏手にあったブティック「赤い靴」の前。店主のはからいによってメッセージ帳が用意され、店を訪れたファンの想いが書き綴られてきた。きっと「私も書いた!」という長年のファンの方もいらっしゃるだろう。
横浜BUNTAIの目の前にある横浜スタジアムは、’94年9月15日に佐野元春 with THE HEARTLANDがラスト・ライヴ〈LAND HO!〉を開催した会場だ。今年10月には、この記念すべきファイナル・ライヴのコンプリート版ブルーレイが特製ボックスセットとしてリリース。ライヴ当日の臨場感、スケール感、一体感を追体験できたことも、2025年における大きなトピックのひとつだ。

▲佐野元春 with THE HEARTLAND
40周年記念盤「CHRISTMAS TIME IN BLUE ー聖なる夜に口笛吹いてー」

▲ウェブマガジンotonano Annex
佐野元春デビュー45周年スペシャル・エディション
「Motoharu Sano 45」