2025年11月号|特集 米米CLUB
Part3|米米CLUB物語 1985-2025
解説
2025.11.19
文/森朋之

(【Part2】からの続き)
Part3:解散、ソロ活動から、活動再開へ
「浪漫飛行」(’90年)がミリオン、「君がいるだけで」(’92年)がダブルミリオン。この2曲の大ヒットによって米米CLUBは国民的バンドになったわけだが、その状況はもちろん想定外。米米CLUBのメインの活動はあくまでもステージであり、コントや一人芝居を取り入れたエンターテインメントこそがこのバンドの真骨頂だったわけだが、「浪漫飛行」「君がいるだけで」のメガヒットの後は、“誰もが楽しめるJ-POPバンド”というイメージが加わり、メンバー自身もどうバランスを取っていいかわからなくなっていく。“セールスの維持”“周囲の期待”と“やりたいこと”を何とか両立させようと試行錯誤を続けたものの、バンドは次第に方向性を見失い、’95年にはデビュー当時からのメンバー、ジョプリン得能(ギター)、RYO-J(ドラムス)の脱退。翌’96年にはシュークリームシュが解散し、同年11に米米CLUBはついに解散を発表した。

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