2025年7月号|特集 女性アイドル1985

【Part2】南野陽子スペシャル・ロングインタビュー

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インタビュー

2025.7.8

インタビュー・文/原田和典 写真/山本佳代子


【Part1】からの続き)

「南野陽子のCBS・ソニーです」と電話に出ていただけるのがとても嬉しかったですね。


── レコード・デビューのきっかけを教えていただけますか? レコード会社は当初からCBS・ソニーに決まっていたのでしょうか?

南野陽子 都倉俊一さんの事務所だったこともあって、私は最初ビクターにご挨拶に行きました。

── 都倉さんが数多くの楽曲を提供したピンク・レディーがいたレコード会社ですね。

南野陽子 (ピンク・レディーを発掘したディレクターの)飯田久彦さんもいらっしゃいましたが、ビクターで(1985年に)出す新人アイドルは決まっていて、もう枠がなかったんです。それから少し経ったある日、私が事務所にいたところ、誰かが「天ぷら屋さんに酒井政利さんがいたよ」と教えてくれたので、マネージャーと一緒に酒井さんにご挨拶に行きました。ここからCBS・ソニーと縁ができました。

── 酒井さんは、キャンディーズ、郷ひろみさん、山口百恵さん等を手掛けたソニーの名プロデューサーです。

南野陽子 そのときに「南野陽子です」と自己紹介したら、とてもインパクトがあったそうです。酒井さんは南沙織さんのプロデューサーだった時期がありますが、南さんがデビューするときに「南陽子」という芸名を考えたことがあるらしくて……。すぐ名前を覚えていただいて、「いつでも遊びにいらっしゃいよ」と言ってくださって、ソニーに挨拶に行くようになりました。「ちょっと信濃町(のスタジオ)で歌ってみましょうよ」と言われて何か2、3曲、モジモジしながら歌った記憶がありますね。

── それは「恥ずかしすぎて」をレコーディングする前ですか?





●南野陽子 (みなみの・ようこ)
1985年、18歳のバースデーにデビュー。CBS ソニーよりシングル「恥ずかしすぎて」をリリース。歌手活動と並行してドラマ『時をかける少女』、『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』に主演し、CM出演や多くのグラビアなどを飾るなど一躍トップアイドルの座を獲得する。歌手として、「楽園のDoor」「はいからさんが通る。」「吐息でネット」等でシングルチャート9作連続1位を記録。女優としても、ドラマや舞台など今までに250作以上の作品に出演し、映画では『寒椿』『私を抱いてそしてキスして』(1992年)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『三たびの海峡』(1995年)で助演女優賞等を受賞。2025年にデビュー40周年を記念し、3枚組アナログ・レコード『Yoko Minamino 40 th Anniversary Records』を7月23日にリリース。7月27日より、全国5都市を廻るデビュー40周年記念コンサート・ツアー「YOKO MINAMINO 40th Anniversary ~ALL singles~ “楽園のDoor”」も開催。

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