2025年5月号|特集 角松敏生

M4「Domino City」|ニューアルバム『Forgotten Shores』全曲解説

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解説

2025.5.16

文/小川真一


M4「Domino City」


ファンクという音楽を知り尽くした角松敏生ならではのアレンジメント


 思わず身体が動き出してしまう、アッパーでダンサブルな曲だ。この曲はドラマーを使わず、角松敏生によるコンピューター・プログラミングのリズム・トラックを中心に構成されている。その代わりに山内薫のチョッパー・ベースを思い切り遊ばせるというアイデアが秀逸で、格別な興奮を生み出している。