2025年1月号|特集 YENレーベル
第1回:高野寛|私が好きなYENレーベル
スペシャル
2025.1.17
文/高野寛
私が好きなYENレーベル

1. 立花ハジメ
『MR.TECHIE & MISS KIPPLE』
(1984年)

2. V.A.
『WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS』
(1983年)

3. ゲルニカ
『改造への躍動』
(1982年)
『フィルハーモニー』、『WHAT, ME WORRY?』、『薔薇色の明日』の3枚は他の皆さんも選んでいるに違いないので、その他で想い出深いものを。
ハジメさんのアルバムは当時組んでたバンドのみんなと聴いて、天才的な音楽性にぶっ飛んだ記憶がありありと蘇る孤高の名作。「Replicant J.B.」と「MA TICARICA」のドラムは、幸宏さんの録音の中でも屈指のカッコよさではないかと。
クリスマスアルバムはジャケも含めて大好き。
ゲルニカは確か坂本さんのラジオで知った気がする。「スケエテヰング・リンク」と「銀輪は唄う」が耳から離れなかった。

高野寛 (たかの・ひろし)
●1964年生まれ。大学生の頃から当時は珍しかった宅録による創作を開始。1988年、高橋幸宏プロデュースによるアルバム『hullo hulloa』でソロデビュー。ほとんどの楽曲の作詞・作曲・編曲・ギター・プログラミングを自ら手掛けるスタイルで、2024年までにベスト盤を含む23枚のソロアルバムを発表。宮沢和史らと結成したGANGA ZUMBA、高橋幸宏・原田知世ら と結成したpupa(ピューパ)、BIKKE・斉藤哲也と結成したNathalie Wise(ナタリーワイズ)などのバンドでも活動。ギタリストとしてもYMO、高橋幸宏、細野晴臣、TEI TOWA、星野源を初めとした数多くのアーティストのライブや録音に参加し、坂本龍一や宮沢和史のツアーメンバーとして延べ20カ国での演奏経験を持つ。サウンドプロデューサーとしては小泉今日子、THE BOOM、森山直太朗、GRAPEVINE、のんなどの作品を手がけている。2024年秋、デビュー35周年記念書き下ろしエッセイ『続く、イエローマジック』を発表、デビュー35周年記念アルバム『Modern Vintage Future』をリリース。
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