2024年12月号|特集 TM NETWORK|The Force
⑤TMN final live LAST GROOVE 5.18 / 5.19|ミト(クラムボン)が選ぶTM NETWORK ビジュアル名作<10撰>
レビュー
2024.12.18
映像作品選盤・文/ミト(クラムボン)
TMN
『TMN final live LAST GROOVE 5.18 / 5.19』
1994年8月1日発売(初出)
DISC1
01.金曜日のライオン
02.Be Together
03.Don't Let Me Cry
04.Nervous
05.Accident
06.We Love The Earth
07.Love Train
08.Confession
09.永遠のパスポート
10.Rainbow Rainbow
11.Come On Let's Dance
12.All Right All Night
13.(Keyboard-solo)
14.Get Wild'89
15.Dragon The Festival
16.Self Control
17.Electric Propnet
18.Seven Days War
19.Night Of The Knife
DISC2
01.Seven Days War
02.Time Machine
03.1974(16光年の訪問者)
04.Still Love Her(失われた風景)
05.Wild Heaven
06.Rhythm Red Beat Black
07.Kiss You
08.Come On Everybody
09.A Day In The Girls Life
10.Carol(Carol's Theme I)
11.In The Forest(君の声が聞こえる)
12.Just One Victory
13.Human System
14.(Keyboard-solo)
1994年5月18日、19日東京ドームライヴを全曲収録。「5/18」「5/19」各VHS・LD既発を再編集した2枚組DVD(2019年)。
なぜあの“ラストライヴ”を観に行かなかったか?
本コラムを書いて、初めての”行ったことがない”ライヴの映像集になる。ちょっと自分語りになってしまうのだが、まず最初になぜあのラストライヴを観に行かなかったか? を言うとすれば、1年前辺りから自分は音楽家になることを本格的に意識し始め、如何に自分らしい音楽を作りながらこの業界で生きてゆくのかを真剣に考えていた時期であった。’94年の4月に音楽専門学校に入り、ここから自身の音楽活動の進化を望む、そんな中でのあの衝撃的な「終了」宣言。本心では、もう最後かもしれない大好きなバンドの解散ライヴを見に行けないことの切なさと、このタイミングで憧れたバンドと距離を置くいい機会を秤にかけ、そのジレンマに一つの区切りを置いた、自身にとって大切な“転換期”の彼らのライヴである。
ミト(クラムボン)|mito(clammbon)
1975年5月6日生まれ。東京都出身。クラムボンのバンドマスターとして、ベース、ギター、キーボード他を担当。デビュー以来クラムボンのほとんどの楽曲はミトによるものであり、自身のバンド以外にも、楽曲提供、演奏参加、プロデューサー、ミックスエンジニアとして、多くのアーティストをてがけるほか、アニメ、映画など幅広く楽曲制作を行っている。
http://www.clammbon.com
https://x.com/micromicrophone
https://www.instagram.com/micromicrophone/
<LIVE Blu-ray@東京ガーデンシアター>
クラムボン
『クラムボン 添春編 {映像集} 』
2025年1月22日発売
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